スパイダーマン新作、世界興収2,000億円の大ヒット
全米ボックスオフィス考
先週末(1月28日~1月30日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が興行収入1,100万3,528ドル(約13億円)を上げ、公開7週目も首位に輝いた。前々回は人気スラッシャー映画シリーズの新作『スクリーム(原題) / Scream』に首位の座を奪われたもののすぐに抜き返し、これで6回目の1位獲得となった。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)
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累計興収は7億3,588万9,808ドル(約846億円)で、全米興収ランキング歴代3位の『アバター』(興収7億6,050万7,625ドル・約875億円)にひたひたと迫っている。世界最大の映画市場である中国で公開されていないのにもかかわらず、海外興収は10億ドル(約1,100億円)の大台を突破。世界興収は17億3,888万9,808ドル(約2,000億円)となった。歴代世界興収ランキングでは6位につけている。
ほとんど変動のなかった今回のランキング。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』以外に特筆すべき点では、『SING/シング:ネクストステージ』の世界興収が2億6,797万7,270ドル(約308億円)に。アメリカのアニメーションスタジオ作品の中ではコロナ禍で最大のヒットとなっている。(編集部・市川遥)
1月28日~1月30日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
2(2)『スクリーム(原題) / Scream』
3(3)『SING/シング:ネクストステージ』
4(4)『リディーミング・ラブ(原題) / Redeeming Love』
5(5)『キングスマン:ファースト・エージェント』
6(6)『355』
7(7)『アメリカン・アンダードッグ(原題) / American Underdog』
8(11)『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
9(10)『リコリス・ピザ』
10(9)『ウエスト・サイド・ストーリー』