横浜流星、悩める学生の相談に真剣回答「たくさん失敗して、成功への道を」
横浜流星と佐野勇斗が1日、スペースFS汐留にて行われた映画『嘘喰い』(2月11日公開)の学生限定試写会サプライズイベントに出席。学生たちの質問に対して真剣回答した。
横浜流星&佐野勇斗がセルフィー!サプライズイベントの様子【写真】
迫稔雄のギャンブル漫画を『リング』『スマホを落としただけなのに』などの中田秀夫監督が実写映画化した本作。天才ギャンブラーの斑目貘(横浜)が、裏社会を牛耳る闇のギャンブル倶楽部で命を懸けた戦いに挑む姿が描かれる。公開まで1週間あまりとなったこの日、事前に登壇を知らされていない観客の目の前に、主演を務める横浜とともに佐野がサプライズ登場。学生からの質問に直接回答するという企画が行われた。
二人がステージに登場すると、学生たちの間に大きな拍手が巻き起こった。横浜は「本日はお越しいただきありがとうございます。サプライズは成功したかな?」と問いかけ、佐野も「泣いている方もいらっしゃいますね。涙は拭いてください。今日は短い時間ですけど、楽しんでください」と気遣いを見せた。
学生からの質問コーナーに入ると、出演キャストで一番ポーカーフェイスなのは誰? という質問があがる。横浜は悩みながら「目蒲(鬼郎)を演じた本郷奏多くんかな。淡々とやっている。疲れも見せず、多分汗もかいてないんじゃないかな(笑)」と回答。一方、横浜と答えた佐野は「ゲームをしている時、顔だけ見るとすごいできる人みたいに見えますもんね」と弄りも入れて会場を笑わせた。
続いて、撮影現場で横浜のキュンとした行動は? という質問が。これに佐野は「流星くんと一緒にうなぎを食べに行った時に、流星くんが席を外したんですよね。最初はトイレに行ったと思っていたんですけど、お会計の時に、(店員さんから)『いただいてます』と言われたんです。それはキュンときましたよね」とカッコよすぎるエピソードを披露。横浜は照れつつも「後輩に奢らないわけには行かないよね」と語った。
また、将来についての悩み相談も。興味があるものはたくさんあるものの、挑戦する勇気がないという声に、横浜は「興味がたくさんあることが素晴らしいです。僕は興味を持つことがあまりないんです。ずっとそこに立ち止まって挑戦しないことの方が怖いこと。あの時こうすればよかったという後悔をしてほしくない。失敗しないと成功への道を切り拓けない。たくさん失敗して、成功への道を切り拓けるように祈っています」と真剣回答。質問者は涙しながら「いつも流星くんに救われています」と返すと、横浜も「僕もその言葉に救われています。挑戦って怖いよね。僕らは挑戦しないといけないけど、挑戦って楽しいので。応援しています」とエールを送る感動的な一幕も。
そして最後に、自信をなくした時に自分にかけるポジティブな言葉は? という質問が飛んだ。佐野は「実は僕、毎日日記つけているんです。日記って、不安なこととかを書くと毎日熟睡できるらしいです。だから日記つけてください」と自身の習慣をもとにアドバイス。横浜は「僕自身はポジティブではないのですが、今の自分が満足していないから、頑張れるんです。目の前のことに全力で頑張れたらいいな、と自分自身思っているのでお互い頑張れたらいいですね」と語りかけた。
終わりを迎えると、横浜は「サプライズで登壇して、みなさんの喜んだ顔が嬉しかったです。濃密な時間を過ごせました。映画を観て、みなさんが面白いと感じたら周りの人に『面白かったよ』と伝えていただけたら嬉しいです。ありがとうございました」とあいさつ。佐野も「続編やりたいと思っているので、若いみなさんには期待しています。今日来てくれてありがとうございました」と元気にイベントを締めくくった。(編集部・大内啓輔)