阿部寛主演『異動辞令は音楽隊!』に清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙ら新キャスト発表
阿部寛が主演を務める映画『異動辞令は音楽隊!』(8月公開)に、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、倍賞美津子、板橋駿谷、モトーラ世理奈、見上愛、渋川清彦、酒向芳らが新キャストとして参加することが発表された。
本作は、内田英治監督がYouTubeで偶然目にした警察音楽隊のフラッシュモブ演奏から着想を得たオリジナル脚本によるヒューマンドラマ。阿部ふんする捜査一課で現場一筋の鬼刑事・成瀬司が、異動となった警察内の広報課・音楽隊で奮闘するさまを描く。
新キャストには、育児と音楽隊の両立に悩む交通課のトランペット奏者・来島春子役に清野。成瀬の部下として捜査一課で働く真面目な若手刑事・坂本祥太役に磯村。自動車警ら隊所属のサックス奏者・北村裕司役に高杉。成瀬の家族にふんするのは、母・幸子役に倍賞、一人娘・法子役に見上。
さらに、自動車警ら隊所属でチューバを担当する国沢正志役に板橋、音楽隊隊長兼指揮者の沢田高広役に酒向、交通機動隊所属で成瀬のパーカッション指導を担当する広岡達也役に渋川、そして県警本部会計課所属のカラーガードリーダー・柏木美由紀役にモトーラが決定した。(今井優)
青野と磯村のコメントは以下の通り。
清野菜名(交通課トランペット奏者・来島春子役)
撮影が始まるまでの3ヶ月、トランペットの練習をたくさんしました。
先生に稽古をつけていただいたり、個人的にスタジオを借りて一人で練習したり、自宅で楽譜と睨めっこしたり。毎日、部活動の様に過ごしました。完璧に吹かなければ、という思いばかりが先行し過ぎて焦っていたのですが、撮影が始まる直前、内田監督から“完璧に吹けなくてもいいので気持ちで吹いてください”とおっしゃっていただけた時、春子というキャラクターの基盤が自分の中で出来たような気がします。仕事も家族の事も、自分のやりたい事も全てをこなしたいのに、現実はそんな甘くはない。そんな葛藤を抱えながら生きている、等身大の母親を演じました。
猛暑の中、音楽隊の皆さんと演奏した時間は私にとって人生2度目の青春です。
磯村勇斗(捜査一課刑事・坂本祥太役)
今回、あるシーンの撮影では何回もトライさせてもらい、内田監督とディスカッションを重ね作り上げたシーンもありました。ワンシーンに掛ける時間が限られている中、何度も挑戦させてもらえる現場は貴重であり、妥協を許さない内田監督と、それに優しく寄り添って下さった阿部寛さんに感謝しかありません。このような素晴らしいチームに出会うことが出来、僕にとって大切な作品になりました。
そして「音楽」は勇気を与えてくれます。
是非この作品を観て、あたたかい気持ちになっていただけたらと思います。