75歳・藤岡弘、動体視力は30代レベル!パワーの源は「死への恐怖」
俳優の藤岡弘、が17日、都内で行われた映画『ドリームプラン』(2月23日)の公開直前イベントに登壇し、75歳にしてみなぎるパワーの源について語った。この日は長男の藤岡真威人をはじめ、天翔愛(長女)、天翔天音(次女)、藤岡舞衣(三女)も出席した。
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『ドリームプラン』はテニス史に名を残すビーナス、セリーナ・ウィリアムズ姉妹の父親リチャード・ウィリアムズ氏を描く伝記ドラマ。テニス未経験のリチャードが娘たちを最強の選手に育て上げるため、独学で「計画書=ドリームプラン」を作成し、世界の頂点を目指す。主演のウィル・スミスは、同作で第94回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。
家族の絆を描いた作品であることから、この日は藤岡ファミリーが勢ぞろい。一家での衝撃エピソードを問われた真威人は、「先日、父が運転免許の更新で教習所に行って身体検査をしたときに、動体視力があり得ないレベルの『30代』と出て、(検査員から)『若い人でもそうそう出ない』と言われたらしいです」と明かし、「僕たちも(結果を)見て、父に備わっている生命力は衰えていないなとびっくりしました」と本音を吐露。弘、は飛行機や船、大型車の運転免許も持っているそうで、天音も「年齢を感じさせない生命力とパワー……」と思わず声を漏らした。
弘、は「自分でもびっくりしている」と笑いつつ、「アクションで失敗して生死をさまよったことがあって、何回も危険に遭遇して満身創痍で、今も後遺症がある。その経験上、どうしても不安で恐怖があるから、ついつい毎日体を動かし、不安が故にトレーニングをコツコツやっている癖がある」と告白。さらに、「死にたくないとか、ああいう経験をもうしたくないという(気持ちから)自分に厳しく、体に対して鍛えるようになってしまった」とパワーの源に死への恐怖があることも打ち明けた。
そんな弘、はあさって19日に76歳の誕生日を迎える。イベント中に子供たちから愛あるメッセージが送られると、「ありがとう。うれしいですね。子供たちから生きがいというかエネルギーをもらっている。感謝です」と感激。また、「子供がいなかったら、こんなに頑張れなかった。子供たちがしっかりと安心できるまでは、どんなことがあっても生き抜かなきゃという気持ちが沸いて、力になった」と子供たちが生きる原動力であることも語っていた。(錦怜那)