白石晃士POVホラー最新作「オカルトの森へようこそ」連ドラ形式でWOWOW放送・配信決定
『不能犯』『貞子vs伽椰子』や数々のフェイクドキュメンタリー作品で知られる、白石晃士が監督・編集を務めるPOV(ポイント・オブ・ビュー=主観視点)形式の連続ドラマ「オカルトの森へようこそ」が、今夏、WOWOWで放送・配信されることが明らかになった。
白石晃士のPOVホラー映画『戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!』予告編
本作は、異界とつながる祟りの森を舞台に、映画監督と助監督、悪しきものに取り憑かれた女性、“スーパーボランティア”の男性、イケメン霊媒師らが、次々と迫りくる恐怖から逃げ惑い、時に立ち向かうノンストップホラー。「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」『オカルト』など、自らカメラマンを務めたPOV映像で臨場感あふれる恐怖を演出してきた白石監督が、再びカメラを手に、新たな恐怖を映し出す。
取材のため、ある山奥の家を訪れたホラー映画監督の黒石光司(白石晃士)と助監督の市川美保。そこには、黒石の映画のファンだという、錯乱気味の美女・三好麻里亜がいた。「私が体験した出来事は、監督の映画の内容そのものなの」と麻里亜が必死に訴えるなか、黒石のカメラは、不可解な現象を捉え始める。次々と恐怖が迫りくる森の中で、スーパーボランティアの男性に助けられ、イケメン霊媒師も加わり、カメラは絶えず恐ろしい出来事を記録していく。麻里亜を救うため、何より傑作をものにするため、撮影隊の冒険が始まる。
撮影は、昨年の夏に、酷暑の森の中で行われ現在も鋭意制作中。久々のホラー作品となった白石監督は「お待たせしました皆々様。久々にホラーに舞い戻って参りました。とはいえちょいとコメディタッチの楽しいホラーです。あんなスーパーヒーローやこんなスーパー霊能者、美しき呪われ者や変人、バケモノやクセ者たちが登場する、殺人殺人また殺人、危機また危機、おバカにつぐおバカの連続活劇でございます」と期待をあおるコメント。自身のPOVホラーでも、連続ドラマ形式での放送は初の試みとあって「ワタクシの超常エンタメPOVの最新型にして現時点の集大成と言える『白石晃士FES 2022』な内容でございますので、是非、会場となりますWOWOW “オカルトの森” へお越しくださいませ」と自信たっぷりにファンに呼びかけている。(編集部・入倉功一)