伊藤博文役・田中圭の正装姿!SPドラマ「津田梅子」場面カットが公開
広瀬すずが新5000円札の顔となる津田梅子を演じるスペシャルドラマ「津田梅子~お札になった留学生~」(テレビ朝日系・3月5日よる9時~放送)から、伊藤博文役の田中圭の姿を捉えた場面カットが公開された。
伊藤博文(田中圭)と津田梅子(広瀬すず)との共演シーンも【写真】
本作は、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)の青春を描く。梅と共に留学した山川捨松役を池田エライザ、永井繁役を佐久間由衣が担うほか、宮澤エマ、井之脇海、伊藤英明、内田有紀、原田美枝子、ディーン・フジオカ、平岩紙らが共演に名を連ねる。
公開されたのは、梅が華族女学校の教壇に立つ姿や、初代内閣総理大臣・伊藤博文の正装ショットなど。授業のシーンは、広瀬自身も思い入れがあるシーンとして挙げており、「厳しさと情熱が入り混ざった梅を、どう表現したらいいかとても悩み、とにかく声を張って演じました。これまでは授業を受ける側を演じることが多かったので、教師として教壇に立っているのも新鮮でした」と振り返る。
また、田中ふんする伊藤博文の正装姿は、明治22年、大日本帝国憲法の発布式典当日のワンシーンを切り取ったもの。津田梅子と、かつて千円札の肖像だった伊藤博文には交流があったといい、最初の出会いは1871年。梅子が日本初の女子留学生として6歳でアメリカに渡ったとき、同行する岩倉使節団の一員だった伊藤は、梅たちが船酔いで苦しんでいるのを見て、貴重な日本食である“味噌漬け”を差し入れたと言われている。
帰国後、理想の仕事に就くことができず苦しむ梅を妻子の家庭教師として雇い入れたのも伊藤で、彼は女子教育の必要性を訴える梅の信念に共鳴し、折にふれて彼女を支え続けた存在だったという。
このほか、梅の留学仲間で“鹿鳴館の華”とうたわれた捨松(池田)、“桃夭女塾(現在の実践女子大学)”を開いた教育者・下田歌子(平岩)らが一堂に会した豪華ショットも見ることができる。(編集部・梅山富美子)