ウルトラマントリガー完結!寺坂頼我「ケンゴの愛や思いを受け取って」
映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』の完成披露舞台あいさつが2日、秋葉原UDXシアターにて開催され、主演の寺坂頼我(マナカ ケンゴ/ウルトラマントリガー役)が出席。シリーズ集大成となる映画の完成に、「皆さんに観ていただける日のために僕らも頑張ってきました。ウルトラ幸せです」と喜びを爆発させた。この日は共演の平野宏周(ナツカワ ハルキ/ウルトラマンゼット役)と中村優一(トキオカ リュウイチ役)、武居正能監督も登壇した。
【ネタバレあり】あのサプライズの裏話も!GUTS-SELECT座談会
『ウルトラマントリガー エピソードZ』は、今年1月に最終回を迎えた特撮ドラマ「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の完結編となるオリジナル映画。邪神メガロゾーアとの最終決戦から2年後、平和を取り戻したはずの地球に現れた悪の巨人・イーヴィルトリガーに、ウルトラマントリガーとウルトラマンゼット、GUTS-SELECTのメンバーが立ち向かう。
武居監督は「作品が完成してからまだ2週間しか経っていない」と出来たてほやほやであることを明かすと、寺坂は「GUTS-SELECTの皆さんとも、続きをやりたいねと話していたので、テレビシリーズの撮影中に続編があると聞いて喜び合いました。そこから、僕らは皆さんに観ていただける日のために頑張ってきたので、無事この日を迎えられて、ウルトラ嬉しいです」とケンゴのようにスマイル全開で語った。
「ウルトラマンZ」からのゲスト出演となった平野は、「一つ前のウルトラマンが後輩の作品に出るのは“あるある”ですが、やっと先輩になれた気分です」と感無量な表情を浮かべると、武居監督からは「すごく先輩でしたよ」とねぎらいの言葉をかけられる。その言葉に恥ずかしそうな表情を見せた平野は、「1年経って大きくなったところを見せられれば」と見どころを語るも、「1年前に比べて1~2センチ大きくなっているんです」と照れ隠しにボケを披露していた。
テレビシリーズ最終回でエタニティコアの中に入ったケンゴ。寺坂は「ケンゴがどうやってエタニティコアから出てくるのか……。ケンゴの足りていない部分も描かれているので、ケンゴの愛や思いを受け取ってほしいです」と見どころを述べると、武居監督も「『ウルトラマントリガー』のファイナルとして、どうやったら素敵な形で終わらせることができるのか……1年以上かけて作ってきた点を踏まえても、良い作品になっていると思います」と自信をのぞかせていた。(磯部正和)
映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』は3月18日よりウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」でオンライン独占配信、全国の劇場でも同時公開