視聴者の応援が心の支えに…「カムカムエヴリバディ」撮影終了
放送中のNHK連続テレビ小説第105作「カムカムエヴリバディ」の撮影が、2月26日に終了した。クランクアップにあたり、制作統括の堀之内礼二郎が視聴者へ感謝のコメントを寄せた。
およそ1年にわたる撮影を終え、4月9日まで放送される「カムカムエヴリバディ」。堀之内は「たび重なるコロナ禍でもこうして無事にクランクアップを迎えられたのは、視聴者の皆様の熱い応援のおかげです」と撮影終了を報告すると、「カムカムを楽しんでくださっている皆様の声が、制作チーム一人一人の心の支えになりました。本当にありがとうございました」と感謝。
続けて「放送は4月9日まで続きます。ひなたの恋、錠一郎の音楽、そして母・安子へのるいの思いは…残り6週間、さまざまな物語が描かれていきます。また、『カムカムエヴリバディ』を今からでも楽しむ方法を番組の公式ホームページでご案内しておりますので、そちらを使って追いついて頂き、三世代のヒロインと歩みを共にして頂けたらうれしいです。ぜひ、100年の物語の世界にカムカムエヴリバディ!」とメッセージを送った。
朝ドラ史上初となる3人のヒロインで紡ぐ「カムカムエヴリバディ」(月~土、総合・午前8時~ほか、土曜は一週間の振り返り)は、昭和・平成・令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ母から娘へとバトンをつなぐ、三世代100年のファミリーストーリー。初代ヒロイン・安子を上白石萌音、二代目ヒロイン・るいを深津絵里、三代目ヒロイン・ひなたを川栄李奈が演じる。「ちりとてちん」を手掛けた藤本有紀によるオリジナル作品で、主題歌はAIの「アルデバラン」。語りは城田優が担当している。
ひなた役の川栄も自身のInstagramでクランクアップを報告。「本当に幸せで、、最高な時間でした」と充実感をにじませている。(清水一)