「特捜9」シーズン5、4月6日スタート 新メンバーにSnow Man向井康二
井ノ原快彦主演の刑事ドラマ「特捜9」(テレビ朝日系)の1年ぶりとなるシーズン5が、4月6日より放送されることが3日、明らかになった(毎週水曜夜9時~)。井ノ原をはじめ羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中越典子、原沙知絵、中村梅雀らが続投するほか、新たに人気グループ・Snow Manの向井康二が参加。向井は、津田寛治演じる村瀬が副所長となる警視庁内新部署「捜査支援分析センター(SSBC)」に所属し、特捜班の捜査をサポートする新鋭にふんする。
本シリーズは、2018年4月にスタート。新シーズンでは、浅輪直樹刑事(井ノ原快彦)ら特捜班メンバーが相変わらず衝突しながら捜査に当たる一方、メンバーそれぞれが抱える事情にさらに深くフォーカス。新藤亮刑事(山田裕貴)の秘めたエピソードが徐々に明かされていく。また、15年間にわたって“友人以上の絆、恋人未満の信頼”を培い、前シーズンで結婚へと進展した小宮山志保刑事(羽田美智子)と村瀬健吾刑事(津田寛治)の新生活なども描かれる。
新シーズンでは、向井康二演じる新キャラクターの三ツ矢翔平も登場。捜査支援分析センター(SSBC)所属の分析官で村瀬の部下。明るく少し天然で、思ったことをつい口に出して周りの空気を一変させることもあるが、なぜかニクめない性格。組織の枠にはまらない特捜班メンバーの自由さにある種の憧れを感じている、という設定。
主演の井ノ原は、向井に「今年の『特捜9』は、新しいメンバーもいますし、今までとはまた違った雰囲気になると思います。三ツ矢役の向井(康二)は後輩ですが、今作でどんな絡みが生まれるのか楽しみですね。彼はクセのある独特な動きなど、個性がありますので、吹越(満)さんはじめ、なかなか一筋縄ではいかないキャストがそろったドラマですが(笑)…お芝居でも物怖じせずにどんどん自分を出していってほしいです」と期待を寄せている。
一方、向井は「最初、この歴史ある『特捜9』に出演させていただくことになったとマネージャーさんから聞かされたときは、正直驚きました。僕はバラエティー番組にはよく出演させていただいているのですが、その際も「俺はドラマ班やで!」なんて、ボケていたんです。しかし本当は、演技やドラマにはもっとチャレンジしたかったので、しかもそれが『特捜9』で叶い、うれしかったです」と出演の喜びを語っている。
井ノ原、羽田、向井のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
「特捜9 season5」は4月6日スタート、毎週水曜よる9:00~テレビ朝日系24局で放送
井ノ原快彦(浅輪直樹役)
今年の『特捜9』は、新しいメンバーもいますし、今までとはまた違った雰囲気になると思います。三ツ矢役の向井(康二)は後輩ですが、今作でどんな絡みが生まれるのか楽しみですね。彼はクセのある独特な動きなど、個性がありますので、吹越(満)さんはじめ、なかなか一筋縄ではいかないキャストがそろったドラマですが(笑)…お芝居でも物怖じせずにどんどん自分を出していってほしいです。例えば学校に転校生がやってくると、そのクラスの関係性も微妙に変わっていくことってあるじゃないですか。今回も、ひょっとしたら三ツ矢は直属の上司にあたる村瀬と志保の家に遊びに行っているのかもしれない、とか、役柄のプライベートな背景まで考えると、きっとこちらのお芝居も変わってくると思うんです。そのあたりにもぜひ注目して見てほしいですね。キャストはもちろん、スタッフもどんどん若返っています。新しい『特捜9』の勢いを感じてもらえたら幸いです!
羽田美智子(小宮山志保役)
『特捜9』もシーズン5を迎え、全体的に新鮮に生まれ変わってきているという印象です。新メンバーの向井君も20代ですし…キャストの平均年齢が下がるのは大歓迎です(笑)。彼が演じる三ツ矢は、村瀬と志保の後輩ですので、なにかふたりの子供みたいな存在で。劇中でもそのような感覚で接しようかなと考えています。そんな向井君ですが、初めての撮影現場で、吹越さんにいきなりアドリブを言わされていて(笑)。4年前に山田(裕貴)君が来た時に、アドリブを急に吹越さんに振られ、みごとにやってのけたことを思い出しました。向井君が周囲の変化球なお芝居に対応している姿が可愛かったし、頼もしかったですね。山田君の時は、井ノ原さんがフォローするお兄さんに見えましたが、今回は山田君がお兄さんに見えたんです。時代の流れを感じるとともに、そういったキャストたちの成長や移り変わりがドラマ本編にもどう反映されていくのかが、今から楽しみですね。
向井康二(三ツ矢翔平役)
最初、この歴史ある『特捜9』に出演させていただくことになったとマネージャーさんから聞かされたときは、正直驚きました。僕はバラエティー番組にはよく出演させていただいているのですが、その際も「俺はドラマ班やで!」なんて、ボケていたんです。しかし本当は、演技やドラマにはもっとチャレンジしたかったので、しかもそれが『特捜9』で叶い、うれしかったです。事務所の大先輩である井ノ原さんは、優しくしていただいています。そして羽田さんはじめ、キャストの皆さんもすごく気を遣ってくださり、飛び交うアドリブ芝居にテンパり気味になったときも、すっと輪の中に入れてくださりフォローしていただいています。アドリブへの対応はもっと頑張らないといけないと思っていますし、本当に「この作品は現場で“生”で作られているんだな」と実感しています。アドリブ芝居の際に、少し関西のなまりが出てしまうのが玉にキズですが(笑)、井ノ原さんからは「それを生かして、関西出身なの?っていうやりとりが、ドラマのなかで出てきても面白いかもしれない。実は彼女が関西出身で…とか」とアイデアをいただきました。三ツ矢の彼女が関西出身という設定になれば、ゆくゆくはラブシーンも…!? そちらも楽しみにしています(笑)。