尾崎英二郎、米ドラマ「私立探偵マグナム」出演 ハワイ最大の犯罪組織を仕切るボス役
ハリウッドを拠点に活躍する俳優・尾崎英二郎が、現地時間4日に米CBSで放送される海外ドラマ「私立探偵マグナム」シーズン4第15話「デッドマン・ウォーキング」に出演。主人公の前に立ちはだかる重要な役を務める。
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同作は、1980年代に放送された人気番組「私立探偵マグナム」を、『ワイルド・スピード』シリーズのジャスティン・リン監督と「HAWAII FIVE-0」の制作陣でリブートしたアクション・エンターテインメント。頭脳明晰で抜群の身体能力を誇る主人公マグナム(ジェイ・ヘルナンデス)が、自然豊かなハワイで迫力の銃撃戦やカーチェイスを繰り広げる。同じくハワイを舞台にしたドラマ「HAWAII FIVE-0」のキャラクターたちが登場するクロスオーバーも話題だ。
尾崎が演じるのは、ハワイ最大の犯罪組織の悪名高きボス・シマ。彼の息子は何者かによって誘拐されてしまい、マグナムは犯人探しの依頼を受けるものの、息子を救出するまでのタイムリミットは8時間しかない。
人気番組への出演が決まった尾崎は、「ハワイで制作されているドラマはこれまで何作かありますが、その土地柄からパシフィック・アイランダーや日系スターたちの登場も多く、“アジア系俳優の登竜門”的なところがあります。しかし1話完結の刑事犯罪系のドラマは進行のスピードも速く、セリフ量も多いので、これまでなかなか突破できない壁でした」とコメント。「そこに食い込めたことがまず一歩前進。さらにシマ役は、実はオーディション段階では60歳前後の設定でしたので、製作陣が僕の実年齢のままでの起用に踏み切って下さったことも嬉しい驚きの展開でした」とクリエイターたちに感謝する。
第15話では、ジェイふんするマグナムとシマの緊張感漂う1対1のロングシーンや、レヴィ・トラン、ゲディ・ワタナベらアジア系スターによる演技合戦が繰り広げられるなど、尾崎にとっても「非常に感慨深かったエピソード」になったという。「物語の重要な敵役(antagonist)として、どこまでマグナムにとって脅威となれるか、是非ご注目下さい!」と呼びかけた。(編集部・倉本拓弥)