実写「やんごとなき一族」石橋凌・木村多江・倍賞美津子が出演!
土屋太鳳が主演を務め、松下洸平が共演する連続ドラマ「やんごとなき一族」(4月14日スタート、毎週木曜22時~フジテレビ系)に、石橋凌、木村多江、倍賞美津子が出演することが8日、発表された。
こやまゆかりの同名漫画を原作にした本作は、庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公の奮闘を描くドラマ。土屋が主人公の篠原佐都、松下が夫となる深山健太を演じ、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄されながらも、真正面から立ち向かっていく。尾上松也、松本若菜、渡邊圭祐、松本妃代、馬場ふみかも出演し、このたび、石橋、木村、倍賞の共演が明らかになった。
石橋が演じるのは、健太の父で佐都にとっては義父にあたる深山家当主の深山圭一。下町育ちの佐都を認めず、健太との身分の格差を理由に二人の結婚に猛反対する。木村は圭一の妻で佐都の義母にあたる深山久美、倍賞は圭一の母で先代の妻として女主人を務めてきた深山八寿子を演じる。3人は下記のようにコメントを寄せている。(清水一)
▼石橋凌
ニュースでも取り上げられる格差、偏見、差別といった問題が、このドラマのストーリーにも通じていて、すごくタイムリーだと思いながら台本を読みました。今回私が演じる圭一は、400年続く家を守るという、ひとつの“強さ”を持っている人物です。“こんなに格式高い世界があるのだな”と想像しつつ、家族に対しての厳しさや怖さというものを、監督と相談しながら表現していきたいと思います。
主演の土屋さんとは前に親子役で共演したことがあるのですが、今回は義理の父親という役どころであり、対峙(たいじ)する関係性でもあります。前とは違ったお芝居になると思うので、これからの撮影が楽しみです。視聴者の皆さんにもこのドラマをぜひ楽しんでもらいたいですし、作品を通して“格差や偏見といった不条理がいかにつまらないことか”というメッセージを伝えられたらいいなと思います。
▼木村多江
原作を読んで、登場人物の泥臭さや滑稽さに思わず笑ってしまうようなおもしろさがありました。私が演じる久美は、旦那さんからの理不尽な言動にも耐え忍んでいるという役どころですが、その根底には子どもたちへの愛があると感じました。自分が耐えることで彼らを守ろうとしている、実は強い女性なのだと思います。今回夫婦役で共演する石橋さんとは、私が初めて連続ドラマに出演したときにご一緒して以来で、いい夫婦像を作っていけるのではと楽しみにしています。
登場人物には少し意地悪な人たちも多く、理不尽なこともたくさんありますが、それを振り払って一歩ずつ前に進んでいく佐都の姿を見て、“まわりの人を変えるには、自分が変わるしかないんだ”と勇気をもらえるようなドラマになると思います。テレビに“おい!それはないだろう!”とつっこみながら、楽しく見ていただけるとうれしいです。
▼倍賞美津子
女主人として、皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。