『KAPPEI』5分の冒頭映像公開 「青天を衝け」名子役の勇姿も!
『デトロイト・メタル・シティ』などで知られる漫画家・若杉公徳のギャグ漫画を伊藤英明主演で実写映画化する『KAPPEI カッペイ』(3月18日公開)の公開に先駆け、本編の冒頭映像5分が公開された。
本作は、活躍の場を与えられなかった終末の戦士たちが失われた青春を謳歌するコメディー。最強の戦士にして純情な主人公・勝平に伊藤がふんするほか、勝平が恋する女子大生・山瀬ハルに上白石萌歌、勝平に振り回される気弱な大学生・啓太に西畑大吾(なにわ男子)。勝平と同じく終末の戦士とその師範に、大貫勇輔、山本耕史、小澤征悦、古田新太。
映像は、「1999年7の月、人類は滅亡する。その時に備え、人里離れた地で人類の救世主となるべく殺人拳を身につけようとする少年たちがいた……」というノストラダムスの予言を読み上げる荘厳なナレーションから始まる。そこから日本のある島で少年たちが無戒殺風拳の修行に励む様子が映し出され、やがて時は流れて彼らはたくましく成長。険しい顔つきの師範(古田)が「ついに指令を出す時が来たようだ」と告げると、戦士の一人が「じゃあ世界滅亡の日が迫っているんですね…!?」と声を弾ませる。しかし今は2022年。師範は「粘ってはみたが……」と口ごもり何やら様子がおかしくなり、まさかの解散宣言。マッチョな体にジーンズのベスト&ホットパンツの出で立ちで大都会・東京にやってきた勝平の青春が始まる。
勝平はこれまで修行に明け暮れていただけに、東京では浦島太郎状態。「世の中には女という生き物が存在するが、おぬしたちには一切関係ない!」と言う師範の偏った教えのせいで初めて見る女の子たちを凝視してしまい、「キモい」「ヤバい」とドン引きされる切ない様子も。
映像には少年期の勝平も。演じるのは、大河ドラマ「青天を衝け」で吉沢亮演じる主人公・渋沢栄一の少年期に抜擢され、「桜の塔」「真犯人フラグ」など数々のドラマで活躍する名子役・小林優仁。丸刈り&ふんどし姿で修行に励む勇姿が見られる。(編集部・石井百合子)