『アイ・アム・レジェンド』続編、ウィル・スミスは当初乗り気じゃなかった
企画が進行しているSF映画『アイ・アム・レジェンド』(2007)の続編について、主演のウィル・スミスが Entertainment Tonight にコメントした。
リチャード・マシスンの傑作小説を映像化した『アイ・アム・レジェンド』は、人類が絶滅した地球でただ一人生き残った科学者ロバート・ネビル(ウィル)が、孤独なサバイバルを続けるSFアクション。続編はウィルも続投し、前作と同じくアキヴァ・ゴールズマンが脚本を執筆する。
続編の企画は2012年にも浮上しており、当時ウィルは BBC News に「俺の出演はほぼないと思う。でも脚本がいいなら、出演もありえる」と消極的な姿勢を見せていた。2022年に続編が始動することになった際も、当初は乗り気ではなかったそうで「僕は(続編から)身を引こうとしていた」と Entertainment Tonight に打ち明けている。
そんなウィルが出演を決めた理由は、映画のコンセプトだった。続編で出演・製作を務めるマイケル・B・ジョーダンも関与したアイデアを聞いたウィルは、「これなら上手くいくかもしれない」と感じたそうで、「詳しくは話せないが、すごくクールなコンセプト。彼(マイケル)も考案者の一人なんだ」と自信をのぞかせた。
すでにファンの間では、続編の内容やネビル博士がどのように登場するのかなど予想合戦が白熱している。現時点で監督が決まっていないため、続編を観ることができるのは少し先となりそうだ。(編集部・倉本拓弥)