ウェス・アンダーソン『フレンチ・ディスパッチ』3月16日よりディズニープラス見放題配信
1月28日より劇場公開中のウェス・アンダーソン監督最新作『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』が、3月16日(水)16時から、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」で見放題配信されることが決定した。
『グランド・ブダペスト・ホテル』『ライフ・アクアティック』などのアンダーソン監督が、脚本・ストーリー・製作を手掛けた本作は、20世紀フランスの架空の街に編集部を置く雑誌「フレンチ・ディスパッチ」の物語。アメリカ出身の名物編集長のもと、才能あふれる記者たちによる、多種多様な記事で人気を集めていた同誌だが、ある日、編集長が心臓まひで急死。彼の遺言によって廃刊が決定した同誌の最終号に掲載された、個性豊かな記事とエピソードがオムニバス形式で描かれる。
ビル・マーレイが「フレンチ・ディスパッチ」編集長アーサー・ハウイッツァー・Jr役を務めるほか、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、ジェフリー・ライト、オーウェン・ウィルソン、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、レア・セドゥ、ティモシー・シャラメ、クリストフ・ヴァルツ、エドワード・ノートンなど、豪華キャストが集結する。
本作が長編10作目となったアンダーソン監督は「短編のオムニバス映画を撮ることが長年の夢でした。(雑誌)ニューヨーカーと出版界で著名な記者に触発された映画です。長年にわたりフランスに住んでいましたので、フランスの映画、特にフランス映画に関係する映画を撮りたいとずっと思っていました」とコメントしている。(編集部・入倉功一)