ニコラス・ケイジ『ザ・バットマン』続編の悪役に名乗り「エッグヘッド演じたい」
俳優のニコラス・ケイジが、ロバート・パティンソン主演映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』続編の悪役に名乗りを上げた。アメリカ・テキサス州で開催されている映画・音楽の祭典SXSW(サウス・バイ・サウスウェスト)に出席したニコラスが、FOX 7 Austin のインタビューで明かした。
本人役で主演を務めた新作映画『ザ・アンベアラブル・ウェイト・オブ・マッシブ・タレント(原題) / The Unbearable Weight of Massive Talent』のプレミア上映に参加するため、SXSWに登場したニコラス。シリアスな役からコミカルな役まで、幅広いキャラクターを演じてきた彼が、今後挑戦してみたい役について聞かれると、「ロバート・パティンソンの『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が公開されたよね。まだ観れていないんだけど、すごく楽しみなんだ。彼は素晴らしいに違いない」と作品への興味を明かす。
続けて、「僕はエッグヘッド役で(続編に)出れそうな気がするんだ。かなり恐ろしく演じられると思う。エッグヘッドのコンセプトも頭に浮かんでいるから、ワーナー・ブラザースに『僕がエッグヘッド役を希望している』と伝えてよ」と記者に呼びかけたニコラス。彼が希望しているエッグヘッドとは、1960年代に放送された「バットマン」テレビシリーズでヴィンセント・プライスが演じたキャラクターのこと。スキンヘッドで黄身と白身を意識したスーツ姿が印象的で、最も賢い犯罪者の一人として描かれた。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』続編は製作されるのかすらも不明だが、映画の全米累計興収は2億5,250万4,625ドル(約290億円)と好調で、「ザ・ペンギン(原題) / The Penguin」などのスピンオフドラマでユニバース化も進んでいることから、ワーナーがGOサインを出す可能性も高い。「エッグヘッドを演じたい」というニコラスの思いが、ワーナー関係者の耳に届くことを願いたい。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル115円計算)(編集部・倉本拓弥)