「仮面ライダーBLACK SUN」ブラックサン&シャドームーン公開!ロードセクターも登場
特撮ドラマ「仮面ライダーBLACK」(1987~1988)を配信作品としてリブートする「仮面ライダーBLACK SUN」に登場する、仮面ライダー BLACK SUN (ブラックサン)と仮面ライダーSHADOWMOON(シャドームーン)のビジュアルが19日に公開された。同作は本日クランクアップを迎え、配信時期が今年の秋に決定した。
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「仮面ライダーBLACK」は、暗黒結社ゴルゴムを率いる創世王の次期候補として改造された青年・南光太郎と、兄弟同然に育った光太郎の親友・秋月信彦の孤独な戦いを描いたテレビシリーズ。リブート版では『孤狼の血』の白石和彌が監督を務め、西島秀俊がブラックサンに変身する光太郎を、中村倫也がシャドームーンに変身する信彦を演じる。
2人が変身する仮面ライダーの姿は、石ノ森章太郎氏による漫画作品を想起させる生物的なデザインや、頭部の複眼など、細部にまで拘り抜いた造形が特徴的。ブラックとシルバーのカラーをはじめ、互いに印象の異なるデザインとなっており、テレビ版を彷彿させるディテールも見て取れる。
さらに、バトルホッパーに続く2台目のバイク、ロードセクターも公開。こちらも全く新たなデザインに仕上がっており、シルバーカラーやグリーンのラインがシャドームーンとの関連を感じさせる。
クランクアップを迎えた白石監督は、撮影を振り返りながら「燃え尽きました。真っ白な灰ですね。撮影スタッフもキャストの方々も、みんなが一生懸命頑張ってくれたので今はただ感謝しかないのと、本当に面白い作品に仕上がっているので早く皆さんに見てもらいたいというのが今の率直な感想です。これで撮影は終わりましたが、これからは仕上げの作業に移るので、気持ちを新たに、最高な作品を作れるように全力を尽くします。皆さん是非楽しみにお待ちください!」とファンに呼びかけている。
脚本は『凶悪』『ひとよ』など白石監督作品や『東京リベンジャーズ』などを手掛ける高橋泉が担当。仮面ライダーや怪人の魅力を引き出すコンセプトビジュアルは『シン・ゴジラ』などの樋口真嗣、特撮監督はウルトラシリーズなどの田口清隆が担当する。(編集部・入倉功一)
「仮面ライダーBLACK SUN」は2022年秋配信予定