映画『妖怪シェアハウス』サブタイトル決定!“澪”小芝風花の新たな恋のお相手も?
小芝風花が主演を務めるドラマ「妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー」の映画化作品のタイトルが『妖怪シェアハウスー白馬の王子様じゃないん怪ー』に決まり、公開日が6月17日に決定したことが発表された。
「妖怪シェアハウス」は、小芝演じる気弱で空気を読むことだけが取り柄だった目黒澪(めぐろみお)が、人生どん底に陥っていたところをシェアハウスで暮らす妖怪たちに拾われ、直面するトラブルや悪い奴らを成敗しながら成長する姿を描くホラーコメディー。映画では、妖怪たちと一緒にシェアハウスで暮らす主人公・目黒澪役の小芝をはじめ、松本まりか(お岩さん/四谷伊和役)、毎熊克哉(酒呑童子/酒井涼役)、池谷のぶえ(座敷童子/和良部詩子役)、大倉孝二(ぬらりひょん/沼田飛世役)らが続投。4月9日に放送が開始したドラマ「妖怪シェアハウスー帰ってきたん怪ー」のその後の物語が描かれる。
今回、映画に登場するオリジナルキャラクターの若き天才数学者・AITO役で望月歩が出演することが発表。作家を目指して編集部で企画を出すものの、なかなか通らない毎日を過ごす澪だが、彼女の周囲でマッチングアプリで自分の好みを反映したAIと恋愛を楽しむことが流行りだす。それを横目に、澪は自分には関係ないと思いつつ、ぼんやりと理想の恋人を思い浮かべるなか、仕事で命じられた取材先で「アインシュタインの再来」と謳われる天才数学者・AITOとひょんなことから知り合いになる。
日本をよく知らないAITOにさまざまなことを教えているうちに、澪は新たな恋の予感を感じ、浮かれる気持ちを隠しきれない。天才とされるだけあってミステリアスな雰囲気をまとうAITOと澪は関係を深めていき、二人の交際は順調と思われたが、世の中では若者の間で登校や出社を拒否したり、自分の欲望すら失っていくという“ツルツル化現象”が急増。さらに澪を取り囲む妖怪にも次々と異変がみられるようになる。
AITO役を務める望月は、2015年公開の映画『ソロモンの偽証』で謎の転落死を遂げる中学生を怪演して注目を浴び、ドラマ「アンナチュラル」や連続テレビ小説「エール」などに出演。今回の出演に際しては「『妖怪シェアハウス』の世界に入っていけるのがとても楽しみでした。撮影初日、実際に妖怪(メイクをしているキャスト)を見て、まるでディズニーランドみたい! とテンションが上がって、スタジオの端っこで嬉しそうにしていたところを豊島(圭介)監督に見られてしまい、『何にやにやしてるの?』といわれてしまった程です(笑)。主演の小芝さんとは、今作が初共演でした。小芝さんと澪というキャラクターは、凄く似ているようで全然違ってもいて、すぐ傍でその様子を見られたのは、役得で嬉しかったです。また、色々なことに気を使ってくださり、座長として本当に凄い方だなと実感しました」とコメントを寄せている。(編集部・大内啓輔)