『ファンタビ』エディ・レッドメイン、宮野真守と再会 息ぴったりマンティコアダンス
来日中のエディ・レッドメインが13日、「息を飲むような美しさ」と感嘆する、東京・明治記念館の中庭で行われた、映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』(全国公開中)の来日記念パーティーイベントに出席し、ファンとの交流を楽しんだ。ユーラリー・ヒックス役のジェシカ・ウィリアムズ、日本語版声優を務める宮野真守も出席した。
本作は、映画『ハリー・ポッター』の新シリーズとして人気を博す『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第3弾。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)が、ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)に助けを求められ、仲間たちと共に、史上最悪の魔法使いグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)に立ち向かう。
3年4か月ぶり、5度目の来日となったエディは、「日本に戻ってこられて、太陽のもとで皆さんとお会いできてうれしいです。パンデミックの中でこの映画を作りました。ようやく、みなさんと“秘密”を共有できてうれしいです」と呼びかけた。
呪文学教師ヒックスを演じたジェシカは、「とっても暑いですね」と笑いながら、「子供の頃から『ハリー・ポッター』の大ファンで、物語の中の魔法、友情、愛は、私にとって意味のあるものです。だからこそ、オファーされたときは夢のようで泣いてしまいました」と出演の喜びを明かした。
そんなジェシカも加わったニューチームが「大好き!」と話すエディ。ジェシカは「最初は怖い気持ちがあったけど、エディはプロフェッショナルで素敵で、仕事は楽しくて仕方ありませんでした」と感謝の気持ちを伝えた。
ファンからの質問コーナーで、ホグワーツ魔法魔術学校に入った感想を問われたジェシカは、「歴史のある場所ですから、足を踏み入れたら鳥肌ものでした」と回顧。一番大変だったシーンを尋ねられたエディは、ニュートと兄のテセウスが、魔法動物マンティコアの襲撃から身を守るために動きをマネする場面をあげ、「シンプルだけど、(デヴィッド・イェーツ)監督が何時間もやらせるからとっても疲れました。持っているランプがとても重いので、テイクが終わる度にマッサージをしてもらっていました」と意外な苦労を告白。一方、一番楽しかったのも同じシーンだったといい、「兄役のカラム・ターナーに踊りを教えて、恥をかかせるのが楽しかったです」と笑顔を見せた。
このダンスについて、ニュートの日本語版声優を務める宮野が、「アフレコのとき、エディの息遣いに合わせるように、マイクの前でこう(ダンス)しました」と打ち明けると、エディも宮野と一緒にダンスを披露し、会場を沸かせていた。
また、「日本で食べた一番おいしい食べ物は?」という質問に、刺身、細硬麺のラーメンをあげたエディは「なんでも天ぷらにするとおいしい」とにっこり。ジェシカも「ご飯、ローソンのエッグサンドイッチ、スナック……」などと止まらず、「世界で一番おいしいと思います」と日本食愛を見せつけていた。(錦怜那)