鬼頭明里、アベンジャーズになりたい!マーベル初参戦に嬉しさ爆発
声優の鬼頭明里が18日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(5月4日全国公開)の声優お披露目イベントに登場し、日本版声優として初のマーベル作品参加に「嬉しすぎてマルチバースの世界に来てしまったのかなという気持ち」と喜びを爆発させた。この日は同じく日本版声優の三上哲(ドクター・ストレンジ役)と松下奈緒(クリスティーン役)も出席した。
本作は、元天才外科医にして最強の魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)が活躍する単独映画の続編。禁断の呪文によって時空が歪み、マルチバースの扉が開いてしまったことで起こる脅威を描く。鬼頭は映画のカギを握る新キャラクターで、マルチバースを移動する能力を持つ女性アメリカ・チャベス(ソーチー・ゴメス)に声を当てる。
アニメ「鬼滅の刃」の竈門禰豆子役で知られる鬼頭は、第15回声優アワードで助演女優賞を受賞するなど、近年活躍が目立つが、マーベル作品への参加は初となる。「光栄すぎて嬉しい限りです」と喜びを口にすると、「本当に想像を超える嬉しさで、マルチバースの世界に来てしまったのかなという気持ちです」と役柄にちなんだ感想を述べる。
魔術がキーワードの本作にちなんで、魔術が使えるなら? と質問された鬼頭は「変身できる魔術を使いたい」と回答すると、「本物のアベンジャーズになってみたい。できるなら性別を飛び越えて、大好きなキャプテン・アメリカがいいですね」と笑顔を見せる。さらに、作品に登場するマルチバースにかけた「いまと違う世界にもう一人自分がいるなら?」という質問には、「わたしは絵を描くのが好きで、声優になるかイラストレーターになるのか迷ったので、別世界では、絵を描きながらスーパーヒーローとして過ごしたいです」と野望を述べた。
2017年の『ドクター・ストレンジ』から5年ぶりの続編。ドクター・ストレンジ役で続投する三上は、「『アベンジャーズ/エンドゲーム』や『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にも出演させてもらいましたが、ようやくストレンジが主人公の2作目ができました。これらストレンジがアベンジャーズを率いていくのかと思うとワクワクします」と笑顔を見せると、ヒロイン・クリスティーン役の松下は「前作の終わりで、ストレンジとクリスティーンの関係性がどうなるのか、とても気になっていました。声を入れながらラストは泣きそうになるぐらいだったので、早くわたしも作品を観たいです」と期待をあおっていた。(磯部正和)