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凶暴性を助長するウイルスが蔓延…衝撃の台湾ホラー『哭悲』日本公開決定

『哭悲/THE SADNESS』は7月より新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー
『哭悲/THE SADNESS』は7月より新宿武蔵野館ほかにて全国ロードショー - (C) 2021 Machi Xcelsior Studios Ltd. All Rights Reserved.

 凶暴性を助長する謎のウイルスが蔓延した台湾を舞台にしたホラー映画『THE SADNESS(英題)』の邦題が『哭悲/THE SADNESS』に決定し、7月に劇場公開されることが明らかになった。

『哭悲/THE SADNESS』特報映像【動画】

 本作は、ジャンル映画の権威であるシッチェス・カタロニア国際映画祭の Midnight X-Treme 部門に正式出品されたほか、ファンタジア国際映画祭で初監督作品を対象とする New Flesh Award for Best First Feature 部門で最優秀映画賞を受賞した話題作。感染者の凶暴性を助長する謎のウイルスが感染拡大した台湾を舞台に、狂気の街で再会を果たそうとする男女の運命が描かれる。

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 謎の感染症に対処し続けてきた台湾、専門家たちに“アルヴィン”と名付けられたウイルスは、風邪のような軽微な症状しか伴わず、不自由な生活に不満を持つ人々の警戒はいつしか解けてしまっていた。ある日、ウイルスが突然変異し、人の脳に作用して凶暴性を助長する疫病が発生。感染者たちは罪悪感に涙を流しながらも、衝動を抑えられず思いつく限りの残虐な行為を行うようになり、街は殺人と拷問であふれかえる。感染者の殺意から辛うじて逃れて数少ない生き残りと病院に立て籠もるカイティンと、彼女からの連絡を受け取ったジュンジョーは、生きて再会を果たそうと決意する。

 監督を務めたのは、本作が長編デビューとなるロブ・ジャバズ。さまざまな名作ホラーからインスピレーションを得て、パンデミックを経験した後の世界で目を背けたくなるような暴力が横行する世界を作り上げた。徹底されたゴア描写とスリルあるストーリーテリングは大きな話題を呼んでいる。

 あわせて公開された特報映像は、怪我を負った女性たちに感染者が迫り来る様子が映し出され、暴力であふれかえった狂気の街のただならぬ様相を見ることができる。(編集部・大内啓輔)

“あなたの中の悪意が目覚める”『哭悲/THE SADNESS』7月公開|特報 » 動画の詳細
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