『ファンタビ』第3弾が首位デビュー
全米ボックスオフィス考
先週末(4月15日~4月17日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、ハリー・ポッター魔法ワールド最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』が興行収入4,215万1,256ドル(約51億円)で初登場1位を記録した。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル120円計算)
ちなみに、『ファンタビ』シリーズ第1弾のオープニング興収は7,440万3,387ドル(約89億円)で、第2弾は6,216万3,104ドル(約75億円)。ハリー・ポッター魔法ワールド作品としても最低の出足となってしまったが、海外では比較的好調。世界興収は1億9,653万2,542ドル(約236億円)に達している。
驚きのヒットとなっているのが、ミシェル・ヨーがマルチバースで悪と戦うSFアドベンチャー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(原題) / Everything Everywhere All at Once』。批評家および観客からは絶賛のレビューが集まっており、口コミ効果で13位、9位、6位と着々と順位を上げて、公開4週目にして4位まで上り詰めた。
ボクサーから神父に転身した男を描いたマーク・ウォールバーグ主演作『ファーザー・スチュー(原題) / Father Stu』は興収540万2,642ドル(約6億5,000万円)と振るわず、5位デビューとなってしまった。(編集部・市川遥)
4月15日~4月17日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(初)『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』
2(1)『ソニック・ザ・ムービー/ソニック vs ナックルズ』
3(3)『ザ・ロストシティ』
4(6)『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(原題) / Everything Everywhere All at Once』
5(初)『ファーザー・スチュー(原題) / Father Stu』
6(2)『モービウス』
7(4)『アンビュランス』
8(5)『THE BATMAN-ザ・バットマン-』
9(初)『K・G・F:チャプター2(原題) / K.G.F: Chapter 2』
10(7)『アンチャーテッド』