『鋼の錬金術師』原作者・荒川弘、復讐者スカー編で「もらい泣きしてしまいました」
漫画家の荒川弘が、自身の人気コミック「鋼の錬金術師」を原作とする映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』を鑑賞し、感想コメントを発表した。
映画『鋼の錬金術師』（2017）の続編にあたる本作は、原作の最終話までを2部作で描く完結編。凄腕の国家錬金術師だけを抹殺して回る男スカーとの対決を描く『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が5月20日、国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が6月24日に公開される。キャストは、“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリック役の山田涼介（Hey! Say! JUMP）をはじめ、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らおなじみの面々が続投。さらに、新キャストとして新田真剣佑、内野聖陽、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴らが集結した。
一足先に『復讐者スカー』を鑑賞した原作者の荒川は、「原作が凝縮されているので、イベントが目白押し。本当に全部が見どころなので、原作ファンのみなさまにも是非観ていただきたいです。『最後の錬成』が楽しみです！ 期待しかないですね！」と大満足の様子。
さらに、「エドたちとシン組が戦うシーンからワクワクし通しでした。中でもランファンはとてもカッコよかったです！ エド役の山田くんも、益々演技の感情の幅が豊かになって、とても魅力的な主人公になっていました。あと翼ちゃんの泣く演技には、もらい泣きしてしまいました。でも、一番泣いたのはフー爺さんのところ。あぁ、実写だとこうなるんだなと。自分で描いたお話なんですけど、CGの進歩の凄さと相まって、終始新鮮な気持ちで作品を楽しむことができました」と見どころについてもコメントしている。（編集部・吉田唯）