宮野真守、エディ・レッドメインのマブダチに!来日記念イベント裏話
声優の宮野真守が23日、都内で行われた映画『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の大ヒット御礼!吹き替え裏話付き舞台あいさつに登壇し、先日行われたエディ・レッドメインの来日イベントやアフレコ時の裏話を語った。この日はアルバス・ダンブルドア役の森川智之、ゲラート・グリンデルバルド役の井上和彦も姿を見せた。
【トークノーカット】宮野真守、森川智之、井上和彦が登場!舞台あいさつの様子【動画】
本作は、映画『ハリー・ポッター』の新シリーズとして人気を博す『ファンタスティック・ビースト』シリーズの第3弾。魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ)が、ダンブルドア先生(ジュード・ロウ)に助けを求められ、仲間たちと共に、史上最悪の魔法使いグリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)に立ち向かう姿を描く。4月8日に公開され、4月22日までに観客動員数は159万人、興行収入は23億円を突破している。
ニュート役として日本語版声優を務める宮野は、先日開催された来日記念イベントにエディ、ユーラリー・ヒックス役のジェシカ・ウィリアムズとともに出席。エディとは3回目の対面で「(スタッフから)『一緒に打ち合わせをします』と言われドキドキしちゃって……」とその時の様子を明かす。また、エディが自分のことをジェシカに紹介する際に「アメイジング・アクター・アンド・シンガー」と言ったことに「シンガー(の一面を)知ってんの!?」とうれしい驚きがあったことも打ち明け、「マブダチになれました」と笑みをこぼした。
そのイベントでは、エディとともにカニのようなスタイルで踊る“マンティコアダンス”を再現して会場を沸かせた宮野は、この日も森川と井上とともにダンスのポーズでフォトセッションに応じるサービスぶり。収録時は、顔だけはマイクから外れないように意識して踊ったそうで「これが声優の技。エディはやってなかったと思います。センター(顔)はずらさない、というのが今回の秘策です」と得意げに語った。
また、井上は、史上最悪の魔法使いグリンデルバルドを演じるマッツが「喋る寸前にパカッと口が開くんですよ。あれがめっちゃいい。セクシー」と感じたそうで、「ディレクターさんに息入れていいですか?」と許可をもらって取り入れたことを明かす。そこに貴重な台本が登場すると、井上は「みなさん知ってます?(映画は解禁になるまで)完全シークレットだから、一人で録って、録り終わったら台本回収ですよ。あとで反省しようと思ってもできないんですよ」と知られざる収録状況を訴えつつ、セリフの一部を披露。後輩の宮野から「似てました!」と茶化されると「よく言われる」とノッて会場を笑いに包んだ。
森川は、吹き替えのポイントは「目は口ほどに物を言う」として「ジュードがセクシーな目で芝居をするので、僕もマイク前でセクシーな目で芝居をしていました。普段、目は線みたいなんですけど、見開いていました」と自虐コメントでファンの笑いを誘った。(錦怜那)