『ゲット・アウト』監督が描く最悪の奇跡…謎の新作『NOPE/ノープ』8.26公開決定
映画『ゲット・アウト』(2017)や『アス』(2019)で知られるジョーダン・ピール監督の3年ぶりとなる新作『NOPE/ノープ』が、8月26日より日本公開されることが決定し、予告編とポスタービジュアルが公開された。
【動画】人間に近い“何か”との接触…『NOPE/ノープ』予告編
『ゲット・アウト』では人種差別を題材に黒人青年が体験する恐怖を描き、『アス』ではドッペルゲンガーと対峙する黒人家族の姿を映像化したピール監督。自ら製作・脚本・監督を務めた最新作で仕掛けるのは、とある田舎町で起こる“最悪の奇跡”だ。
物語の舞台は、平穏な田舎町で黒人男女が経営するヘイワード牧場。予告編では、広大な敷地を誇る牧場で起こる奇妙な現象を映し出す。光り輝く物体を目掛けて走る馬、暗闇を飛翔する物体、人に近い何かとの接触、悲鳴を上げながら何かに吸い込まれていく女性など、謎に満ちたストーリーの“鍵”が散りばめられている。
また、ポスタービジュアルには「最悪な奇跡が起こる」という不穏なキャッチコピーと共に、田舎町を覆うかのような巨大な雲が描かれている。雲からカラフルな一本のフラッグ紐が垂れ下がっているなど、見る者の想像力を掻き立てるデザインとなっている。
キャストには、『ゲット・アウト』でピール監督とタッグを組んだダニエル・カルーヤをはじめ、『ハスラーズ』のキキ・パーマー、ドラマ「ウォーキング・デッド」のスティーヴン・ユァンらが名を連ねる。(編集部・倉本拓弥)