窪田正孝、ラジハ完結に寂しさ吐露 広瀬アリスも登壇「元気です」と笑顔で報告
広瀬アリスが29日、都内で行われた映画『劇場版ラジエーションハウス』の初日舞台あいさつに窪田正孝らキャストとともに登壇。この日は、休養発表後としては初の公の場となったが、笑顔で「元気です。おさわがせしました!」と健康であることをアピールした。ほか、舞台あいさつには共演者の本田翼、山口紗弥加、遠藤憲一、浜野謙太、丸山智己、矢野聖人、八嶋智人、山崎育三郎、鈴木雅之監督も登壇した。
遠藤憲一「広瀬アリスです!」なりきり元気宣言!舞台あいさつの様子【写真】
本作は、CTやMRIなどの画像診断を通じ、病を見つける放射線科が舞台の漫画を原作にした医療ドラマシリーズの劇場版。主人公の放射線技師・五十嵐唯織(窪田)と仲間たちが、離島にまん延する未知の感染症に立ち向かう様を描く。
広瀬は今秋出演予定だった舞台の降板が報じられるなど、体調についてファンからは心配の声もあがっていたが、この日は遠藤が冒頭の一言スピーチの際に「広瀬アリスです! 元気です!」と笑いを取った。遠藤は「いろんなことニュースで書かれていますけど、元気でした。よかった!」と広瀬の体調を気遣うと、広瀬も笑顔で「元気です。おさわがせしました!」と続けた。
広瀬は「(ドラマの放送スタートから)3年も経つと、緊張して汗を掻くこともないだろうなと思っていたんです。さっきも舞台袖で喋りすぎて、ちょっと疲れています。すごくアットホームな『ラジエーションハウス』のみなさんが愛おしくて……」とメンバーとの再会に感慨深げ。「今日公開ですけど、これで集まることが少なくなると思うと寂しい気持ちでいっぱいです」とあいさつ。公開を喜ぶとともに、これを機に共演者と会う機会が減ってしまうことを惜しんだ。
また、今年始めたいことを問われると「バーベキューをしたい」と回答。「お仕事をしていたのもあって、夏を充実させたことがあまりないんです。暑いのが苦手で家にこもっていることも多かった。今年は出てみようかなって思います」と夏の到来にも前向きな様子を見せた。
窪田は「2019年から始まって、劇場版まで来ることができたのはみなさんのおかげ。久々にみんなで会ったらこういう仲の良さが生まれて。(共演者と)こんな風になれるのは自分でも経験したことのないこと」としみじみ。「この機会を与えてくれたみなさんに感謝しています。これで終わっちゃうのかっていう寂しい気持ちはありますけど、自分たちが大切に育てた作品をみなさんの手で今後も育ててもらえれば嬉しい」と話した。(取材・文:名鹿祥史)
映画『劇場版ラジエーションハウス』は全国公開中