『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新アトラクションが米ディズニーに!一足先に体験
アメリカ・フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるテーマパーク「エプコット」内に、新アトラクション「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」が、27日にオープンする。現地時間5日、一足先にプレス向けに公開された本アトラクションを体験した。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」は、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の世界観を再現したコースターアトラクション。銀河の秩序を司るザンダー星人は、高度な技術を紹介する“ワンダー・オブ・ザンダー”パビリオン建設のために地球(テラ)へやってくる。そのパビリオンの見学に参加するという内容だ。見学の途中で銀河系が危機に陥り、突如その危機を救うために時空を超えた任務に挑む。
まず、アトラクション施設前の屋外では、劇中に登場するザンダーの船、実寸大のスターブラスターがお出迎え。一気に『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の世界観となり、アトラクションへの期待が高まる。グレーを基調とした屋内に進むと、丸い天井にプラネタリウム風の大空間が広がるパビリオンの一つ“ギャラクサリウム”が目に飛び込んでくる。天井に映し出される映像では、クリス・プラット演じるピーター・クイル(スター・ロード)の姿が映し出されることも。さらに通路を進むと、ザンダーの都市の模型や宇宙船などが展示されており、アトラクションに乗るまでにもさまざまな物語や背景が楽しむことができる。
コースターは、セレスティアルズ(天界人)の一員エソンから銀河を救うための追走劇が展開する。暗い空間の中を疾走するコースターは、360度回転。後ろに発進すると動きがまったく読めず、宇宙に放り出されたような感覚になる。また、流れる映像や大音量の音楽が全身を包み、驚きと興奮が押し寄せてくる。
アトラクション内には、映画でおなじみのキャラクターが登場。作品ファンとして楽しむことができるが、それ以上に、アトラクションとして迫力満点。映画を知らない人でも、これまでにない新たな体験を味わえる。
また、アトラクションの途中からは、1970・80年代のヒットソングが流れる。ディズニーでは、本アトラクションのために100曲を候補リストに作成。仮想テストを通じて実際の乗り心地を確認し、どの曲が最もマッチするかを確かめたという。実際、先の読めないコースターの動きの中、大音量で音楽が流れると高揚感はマックスに。曲は全部で6曲。どの曲が流れるのかは、発進するまでのお楽しみのため、6曲すべてを体験したくなる。
本アトラクションは、2021年10月から始まったウォルト・ディズニー・ワールド50周年記念イベントの一環として登場。なお、アメリカのディズニーリゾートのテーマパークに入園するには事前のパーク入園予約が必要だ(3歳以上)。(編集部・梅山富美子)