「ウルトラマンデッカー」小柳友が12年ぶりウルトラマン出演 メカ開発のTPU科学者役
円谷プロダクションは5日、特撮ドラマ「ウルトラマンデッカー」(7月9日スタート・テレビ東京系)に、俳優の小柳友が出演することを発表した。小柳のウルトラマンシリーズ出演は、2010年公開の映画『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』以来12年ぶりとなる。
「ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA」の数年後が舞台となる「ウルトラマンデッカー」は、ネオフロンティアスピリッツが宇宙へと拡大した時代で、謎の宇宙浮遊物体・スフィアと戦う光の巨人ウルトラマンデッカーの活躍を描く作品。デッカーに変身する主人公アスミ カナタを松本大輝、ヒロインのキリノ イチカを村山優香、カナタの良きライバル、リュウモン ソウマを大地伸永が演じる。
小柳が務めるのは、地球平和同盟(TPU)の技術部に所属する科学者アサカゲ ユウイチロウ。GUTS-SELECTが戦闘で使用するメカなどの新技術を開発し、度々ナースデッセイ号へと届けてくれる。科学者然とした穏やかで冷静な人物で、実戦に巻き込まれても的確にメカを操り、パイロットへ指示を送る。
『ウルトラマンゼロ THE MOVIE』では、ウルトラマンゼロと一体化する少年ランを演じていた小柳。「『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』では主人公のラン役をやらせていただき12年ぶりにウルトラマンの世界に戻ってくることができました」とシリーズ復帰を喜ぶと、「今作ではアサカゲという博士の役を演じチームをサポートしていきます。現場に入り変わらないスタッフの皆様とお会いできて本当に嬉しく、作品を守り続けて下さっていることに感動しました。温かく迎え入れていただいた場所で自分に出来ることはあらためて芝居であると強く思い、俳優として歩んできた道を示していけるよう精進していきたいと思います」を決意を新たにした。(編集部・倉本拓弥)