本郷奏多『鋼の錬金術師』犬への変身シーンに衝撃!
俳優の本郷奏多が21日、丸の内ピカデリーで行われた映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開記念舞台あいさつに出席。CGを多用した撮影で衝撃の体験をしたことを明かした。イベントには山田涼介、本田翼、ディーン・フジオカ、舘ひろし、蓮佛美沙子、渡邊圭祐、曽利文彦監督も出席した。
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2017年に公開され、興行収入約12億円を記録した映画『鋼の錬金術師』の5年ぶりの新作であり、完結編2部作の前編である本作。本郷は、シリーズ第1弾から、ホムンクルス(人造人間)のエンヴィー役として出演している。
本郷は「前作からかなり時間が空いてしまいましたが、そんななか誰一人キャストが変更することなくまた続編が作れたこと、そして新たに魅力的なキャストが加わったことによって、素敵な作品になったと思います」と晴れやかな表情を浮かべる。
本郷が演じたエンヴィーといえば、変身能力のあるホムンクルスであり、劇中では数々の人物に変身する。本郷は「これまでもいろいろな人に変身しましたが、エンヴィーの姿に戻る際、変身前の姿に角度や態勢を合わせるんです」とCGならではの撮影の裏話を明かすと「今回エンヴィーは犬に変身するシーンがあるのですが、『本郷くん四つんばいになってね』と言われたんです」と苦笑いを浮かべる。
実際に犬を撮影したあと、そこからエンヴィーに戻るために、犬の格好をしたという本郷は「正直、なにをやっているのかなと思いました」と言いつつも、言葉とは裏腹に楽しそうに語っていた。
またキャストたちが筋トレやゲームの話などで盛り上がるなか、本郷はやや離れたところからそれを見守っていることが多かったとディーンが告げると、本郷は「なるべく体力を温存しようとしていました」と理由を述べ「来るべき時を待って為替相場などを見ていたんです」と発言し、客席を笑わせていた。
6月24日には完結編後編となる『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が公開されるが、本郷は「原作やアニメ、さらには実写版の前作などを観て、モチベーションをキープしていただければ」と作品をアピールしていた。(磯部正和)