唐田えりかが主演 短編『真夜中のキッス』来春公開
俳優の唐田えりかが、短編映画『真夜中のキッス』で主演を務めることが明らかになった。
『真夜中のキッス』は、俳優・小林且弥による映像プロジェクト「STUDIO NAYURA」第1弾3作品の中の1作。重罪を犯してしまったユイとユウジは深夜のファミレスへ。自首をしようと迫るユウジに対し、捕まりたくないユイはその場から逃亡。思いつくまま夜の街を彷徨っていくという物語だ。監督は『教誨師(きょうかいし)』『夜を走る』などの佐向大。
唐田は「私が参加させて頂いた本作は、ある一日の真夜中の出来事のお話です」と作品を紹介し、「真夜中から朝になるまでの間に駆け抜けた時間は、とても刺激的で、不思議なものでした。魅力的な主人公を演じさせて頂けたこと、本当に感謝しています。佐向監督の世界を皆様にも味わって頂けたら幸いです」とコメントしている。
「STUDIO NAYURA」は、映画の企画・制作、キャスティングなど、多岐にわたるコンテンツの発信を目的とする映像プロジェクト。小林が発起人となり、今年4月より活動を開始した。第1弾として『真夜中のキッス』のほか、白石優愛が主演、小村昌士が監督を務める中編『あなたと私の二人だけの世界』と、渡部龍平が主演、山岸謙太郎が監督を務める短編『イミテーション・ヤクザ』も完成。公開は来春を予定している。(清水一)