「デンジャー・ゾーン」ケニー・ロギンス、トップガン続編は「1作目より良かった」
映画『トップガン』の主題歌「デンジャー・ゾーン」で知られるミュージシャンのケニー・ロギンスが、36年ぶりとなる続編『トップガン マーヴェリック』(全国公開中)を観た感想を The Hollywood Reporter に明かした。
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『トップガン』を象徴する「デンジャー・ゾーン」は、夕日をバックに戦闘機が空母から出撃するオープニングをはじめ、劇中で何度も流れる楽曲。疾走感溢れるメロディーとキャッチーな歌詞はファンの心を鷲掴みにし、続編でも胸熱な演出と共に使用されている。
続編を観賞したケニーは、「私は1作目より良かったと思っている」と素直な感想を述べる。「もちろん1作目も大好きなんだが、今回は『インディ・ジョーンズ』や『スター・ウォーズ』を彷彿させるエネルギーがあった。脚本もすばらしいし、新キャラクターの設定も、土曜マチネ(演劇などの昼興行)のようなハラハラ感もよかった」
主演のトム・クルーズとは、4年前に米人気トークショー番組「ジミー・キンメル・ライブ」で共演したケニー。番組の舞台裏ではトムと続編について話す機会があったそうで、「私は彼が『トップガン』新作を撮ると聞いて『デンジャー・ゾーン』は使われるのか聞いたんだ。彼は『デンジャー・ゾーン』抜きで『トップガン』は作れないと回答した。親切に振る舞っているだけかと思ったら、彼は本気だった。私は嬉しかったよ」と当時を振り返っていた。
『トップガン マーヴェリック』は全米公開されると、オープニング興行収入1億2,670万7,459ドル(約165億円)を叩き出し、トムの主演作で初めてオープニング興収1億ドル(約130億円)超えを達成。日本でも初日3日間で累計動員数74万7,000人、興収11億5,800万円の大ヒットスタートを切った。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル130円計算)(編集部・倉本拓弥)