「Glee」マシュー・モリソン、オーディション番組の審査員をクビに
海外ドラマ「Glee」のシュー先生役で人気を博した俳優のマシュー・モリソンが、審査員を務めるダンスオーディション番組「アメリカン・ダンスアイドル」シーズン17から降板した。People.comによると、番組出演者に送った不適切なメッセージが原因だったという。
マシューは先日、シーズン17の初回放送から1週間余りのタイミングで「大会のプロトコルに従わなかった」という理由から降板を発表。「残念ながら番組を去ることになりました。オーディションの撮影を通して、12名のファイナリストを選考した後、私は番組のプロトコルに従わなかったため、公正な審査ができなくなってしまいました」と声明を発表していた。
番組に近い情報筋によると、マシューは番組の女性出場者と「不適切な関係」を持ったために番組を降板したという。性的な関係はなかったが、SNSのダイレクトメッセージで接触を持ち、彼の発言に違和感を覚えた女性が番組プロデューサーに相談。番組を制作するフォックスの独自調査を経て、マシューの解雇が決定した。マシューと女性が番組外で会ったことはなかったが、メッセージは「一線を越えたものだった」とのこと。同サイトではフォックスとマシューの代理人にコメントを求めたが、返答はなかったとしている。
収録済みのマシュー出演パートは6月中旬まで放送される予定で、彼に代わる審査員は、6月15日より放送される、新パートに間に合うように選ばれるという。(西村重人)