Ado、映画『ONE PIECE』主題歌＆劇中歌を担当 中田ヤスタカ、秦基博、澤野弘之ら7組が楽曲提供
歌手のAdoが、アニメ「ONE PIECE ワンピース」の新作映画『ONE PIECE FILM RED』（8月6日全国公開）の主題歌と劇中歌を担当することが8日、映画の最新情報を公開する特別番組で発表された。中田ヤスタカ、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy、FAKE TYPE.、澤野弘之、折坂悠太、秦基博の豪華アーティスト7組が楽曲を提供する。
週刊少年ジャンプで連載中の「ONE PIECE」は、主人公・ルフィ率いる麦わらの一味がひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を求めて大海原を航海する海洋ロマン。原作者・尾田栄一郎が総合プロデューサーを務める新作映画には、四皇・シャンクスの娘である歌姫ウタが登場。この日、同キャラクターを名塚佳織（ボイスキャスト）とAdo（歌唱キャスト）のダブルキャストで務めることも明らかになった。
主題歌「新時代」は、Perfumeなどをプロデュースする中田ヤスタカが手がけており、主題歌PVの振り付けは演出振付家のMIKIKOが担当。ウタのライブシーンでもオープニング曲として使用されるという。その他、Mrs. GREEN APPLEは「私は最強」、Vaundyは「逆光」、FAKE TYPE.は「ウタカタララバイ」、澤野弘之は「Tot Musica」、折坂悠太は「世界のつづき」、秦基博は「風のゆくえ」を提供している。
番組にボイスメッセージを寄せたAdoは、「初めてお話をいただいた時は、まさか海賊の、世界の『ONE PIECE』だと思っていなくて、ビックリ仰天でした。でも本当に光栄ですし、全力で歌わせていただきましたので、楽曲を楽しみにしてほしいです」と期待をあおる。レコーディングの際は、「Adoならこう歌うけど、ウタはこうは歌わない」と試行錯誤を重ねながら歌い上げたといい、「脚本と尾田先生が描いてくださったウタのキャラ設定と、自分の中のウタ像を照らし合わせながら完成させました。いろんな思いを込めて歌いましたが、それ以上にウタというキャラクターを楽しんでいただきたいなと思っております」と力を込める。
「ウタは名塚さんのお芝居もあって、たくさんの人に愛される新時代の歌姫です。皆さんの心に残る作品になると思うので、映画館の大きな画面で何度でも楽しんでいただきたいです」とメッセージを送ったAdo。ウタのボイスキャストを務める名塚は、「収録の前にAdoさんの曲は全ていただきました。Adoさんが歌っているんですけど、全部まったく違う曲になっていて面白い。曲を聴いてるだけで楽しいです」と楽曲について語った。（取材・文：壬生智裕、編集部：倉本拓弥）