菊地凛子「鎌倉殿の13人」北条義時の第三の妻役で大河初出演 新キャスト5名発表
8日、小栗旬主演、三谷幸喜脚本の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK総合ほか)の新キャスト5名が同作の公式Twitterで発表され、菊地凛子が主人公・北条義時(小栗)の第三の妻・のえ役で大河初出演を果たすことが明らかになった。菊地にとって三谷作品も初参加となり、出演にあたって「嬉しいです!!! こんな日が、私にやってくるなんて!! と感動でした。演じる事をやってきて良かったです。しかも、三谷作品!!! 喜びと、震えと、身が引き締まる思いです」とコメントを寄せている。菊地のほか関智一、山中崇、福地桃子、シルビア・グラブの出演も決定。関、福地も大河初となる。
【写真】菊地凛子、小栗旬、小池栄子ら出演の漫画原作の実写映画
本作は、鎌倉時代を舞台に、野心とは無縁だった伊豆の若武者・北条義時(小栗)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝(大泉洋)にすべてを学び、武士の世を盤石にした二代執権に上り詰めていく物語。脚本を、大河ドラマでは「新選組!」(2004)、「真田丸」(2016)を手掛けた三谷幸喜が務めている。
義時の第三の妻・のえ役に決定した菊地は、役柄の印象について「北条義時の最後の妻、のえを演じることになりました。私の中での、のえさんは、女性である事をある種楽しんでいる、素直な女性だと思います。真意を隠しているよりも、これくらいが小気味良い! 気持ちが良い! そんな印象です。それが今後どう化けるのか?はたまた特に化けずにこのまま我が道を行くのか?とても楽しみでしかたがありません」とコメント。
菊地と同じく大河初となる関智一は後鳥羽上皇のため策を巡らす朝廷の実力者・土御門通親(つちみかど・みちちか)に、福地桃子は北条義時の息子・泰時(坂口健太郎)の妻・初に。大河3作目の出演となる山中崇は義時の父・時政(坂東彌十郎)とりく(宮沢りえ)の娘婿・平賀朝雅(ひらが・ともまさ)に、大河2作目となるシルビア・グラブは政子(小池栄子)と対決する大政治家・藤原兼子(ふじわら・かねこ)にふんする。
キャストの発表は公式Twitterの動画内で、本作の語りを務める長澤まさみがキャストを読み上げるかたちで行われた。新キャスト発表は9日にも行われる予定。
菊地のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)
菊地凛子(のえ役)
1:登場人物の印象&意気込み
まさか鎌倉殿に私が出させていただけるとは想像もしておりませんでした! 一視聴者として単なるファンでしたので、まだまだ実感が湧いておりません……。北条義時の最後の妻、のえを演じることになりました。私の中での、のえさんは、女性である事をある種楽しんでいる、素直な女性だと思います。真意を隠しているよりも、これくらいが小気味良い! 気持ちが良い! そんな印象です。それが今後どう化けるのか?はたまた特に化けずにこのまま我が道を行くのか?とても楽しみでしかたがありません。小栗さんを始めとする素敵な皆様の中に飛び込み、のえとして生きる時間が楽しみでもあり緊張でもあります...兎にも角にも一つ一つの台詞を丁寧に大切に、この最高なドラマの中で生きられる喜びを感じながら演じていきたいと思います。
2:大河ドラマ出演歴(※初出演)
嬉しいです!!! こんな日が、私にやってくるなんて!! と感動でした。演じる事をやってきて良かったです。しかも、三谷作品!!! 喜びと、震えと、身が引き締まる思いです。
3:三谷作品の出演歴
三谷さん作品にも初参加させていただきます! 本当に巧妙であり、笑いと心をグッと抉る鋭さが同居されており、そして絶対的に品がある。ずっと憧れておりました。その世界の中で私が生きられるということに感動しております。襟を正して頑張ります。
4:他の出演者との共演について
先日、衣装合わせで、本番中の北条家の皆さんを観た時に、鳥肌が立ちました。皆さん、カッコいい!!どうしょう…… 頑張ろう!! そういう気分です。そして、義時様に、お待ちしておりますと言われました。もう夢じゃないのだと思います。飛び込むしかないのだと……精一杯やらせていただきたいと思います!!