『スパイダーマン:スパイダーバース』続編、悪役が発表
アニメーション映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の続編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題) / Spider-Man: Across the Spider-Verse』の悪役は、ザ・スポットになることが公式発表された。
【動画】前作『スパイダーマン:スパイダーバース』の幻のシーン
スポットは、スパイダーマンやデアデビルの敵役として知られるスーパーヴィランで、次元間のポータルを自在に開くことができる。今回公開されたビジュアルは、マイルス・モラレス/スパイダーマンがスポットにキックを食らわせるも、スポットの体は黒丸(ポータル)で覆われているために当たらず、代わりに背後にいたグウェン・ステイシー/スパイダーグウェンを攻撃してしまって驚いているところを描いたものだ。スポットは「マイルス・モラレスにとってこれまでで最も手ごわい敵」だといい、声は『ダージリン急行』『天才マックスの世界』などのジェイソン・シュワルツマンが担当する。
Deadlineによると、スポットは2023年6月2日全米公開の前編『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(原題)』だけでなく、その後編『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース(原題) / Spider-Man: Beyond the Spider-Verse』(2024年3月29日全米公開)の悪役でもあるという。
『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)は、時空の歪みによって多次元に存在していたスパイダーマンたちが集結することになったニューヨークを舞台に、突然スパイダーマンの力を得た黒人少年マイルス・モラレスの成長を描いたオスカー受賞作。続く新作では、マイルスが異なるユニバース間を移動しながら、新たな戦いに身を投じることになる。(編集部・市川遥)