竹内涼真&横浜流星『アキラとあきら』アツすぎる予告が公開!back numberが主題歌
竹内涼真と横浜流星がダブル主演を務める映画『アキラとあきら』(8月26日公開)から、主人公の二人が葛藤する様子などを捉えた最新予告映像が公開された。あわせて、back number が主題歌を担当することが決定し、公開された映像では主題歌である楽曲「ベルベットの詩」が流れている。
竹内涼真は涙&横浜流星は感情むき出し!『アキラとあきら』予告
池井戸潤による同名小説が原作の本作は、父親の経営する町工場が倒産し、幼くして過酷な運命に翻弄(ほんろう)されてきた山崎瑛(竹内)と、大企業の御曹司ながら次期社長の椅子を拒絶し、血縁のしがらみに抗い続ける階堂彬(横浜)が、情熱と信念を武器に社会に立ち向かう姿を描く。
公開された映像では、偶然同じ名前を持つ二人が、日本有数のメガバンク「産業中央銀行」に同期入社し、お互いをライバル視しながらも、切磋琢磨していく様子が映し出される。人を救うためもがきながら大粒の涙を流す山崎や、家族への複雑な葛藤を抱え、山崎から「本当は家族を守りたいんだろ?」と核心を突かれた階堂が感情をむき出しにする様子も見ることができる。
また、階堂グループの巨額な負債が発覚したことで物語は大きく動き出すが、高橋海人(King & Prince)演じる階堂の弟・龍馬が「兄貴は、うちを、東海郵船を捨てたんだろ」と強烈な一言を放ち、ユースケ・サンタマリアふんする階堂の叔父・晋が不敵な笑みを浮かべる場面も。さらに、上白石萌歌、江口洋介、宇野祥平、児嶋一哉と豪華キャストが登場する(高橋の「高」は「はしごだか」が正式表記)。
back number は、本作の主題歌「ベルベットの詩」を書き下ろし。ボーカルの清水依与吏は「どの角度からも後押しできる力強さを持った作品なので、“音”の部分は早々に心が決まりましたが“言葉”の部分では盛大に苦戦しました。書き込んで、歌い、直して、歌い、ぐしゃぐしゃに丸めて、また真っ白い紙に向き合う。この作業を何度も何度も繰り返すことが、『アキラとあきら』の中で、苦悩や葛藤に晒されながら生きる登場人物の1人として『ベルベットの詩』を招き入れていただくためにとても重要だったように思います。傷も癒えないまま歩み続け剥き出しになった“中身”のような自分を、本能のままに叫ぶのではなく、美しいものだと願って歌う。もしかしたら自分たちにとっても、いま必要な楽曲として生まれて来てくれたのかもしれません。」とコメントを寄せている。
三木孝浩監督は「自分の弱さと向き合う不安に怯えながらも必死で何かに立ち向かおうとしていたあの頃の初期衝動を思い出させてくれるような、荒々しくも優しいこの歌に激しく心揺さぶられました。清水くんは自分のことしか歌えないと言うけれど無骨なまでに剥き出しに自分を晒してつくる歌だからこそ他人事のように励まされるのではなく、聴く人それぞれが自らを奮い立たせるような応援歌になったのだと思います。皆さんにもぜひ映画『アキラとあきら』と共にこの歌で熱くたぎってもらえたら嬉しいです」と絶賛した。
さらに、本作の馮年プロデューサーは、「池井戸さんらしい骨太な人間ドラマでありながら、池井戸さんには珍しく若い二人の青年を主人公にした青春感の強い物語、それが『アキラとあきら』です。この作品を一人でも多くの方に楽しんでいただくために、世代を問わず多くの方々の心を震わせ、感動を届けてきた back number さんしかいないと思い、主題歌をお願いしました。二人のアキラのように、生きること、働くことには、大なり小なり辛いことがあると思います。そんな苦しい時、心が折れそうな自分を肯定し、エールを送ってくれるような、熱くて、優しい楽曲を制作していただきました。スタッフ・キャストの力が結集した本編と、back number さんとによる珠玉の主題歌。この二つが合わさって“池井戸潤史上、最も泣ける作品”になったと、自信を持って言えます。映画と主題歌、両方お楽しみいただけたら幸いです」と語っている。(編集部・梅山富美子)