黒島結菜『ハガレン』キャスティングは朝ドラ前だった!起用理由をP語る
連続テレビ小説「ちむどんどん」(NHK総合)でヒロインを演じる黒島結菜を、映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』でランファン役に起用した理由を葭原弓子プロデューサーが明かした。
本作は、Hey! Say! JUMP の山田涼介が、主人公の錬金術師エドワード・エルリックを演じた映画『鋼の錬金術師』(2017)の完結編二部作。山田、本田翼、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして新たなキャストには内野聖陽、新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。
黒島が演じているのは、シン国第十二皇子リン・ヤオ(渡邊)の寡黙な護衛のランファン。リンを守るため前線で戦い、自身が犠牲になってもいとわないという人物だ。「ランファンは寡黙でありながら芯が強く、凜としている」という部分を軸にキャスティングを始めたという葭原プロデューサー。黒島が「ちむどんどん」のヒロインに決まる前だったそうで、「演技力と身体能力の両方が求められる難しい役ですが、黒島さんがご出演されている過去の作品を観ていて、演技力はもちろんのこと、とても走り方がきれいで、身体能力が高いと感じました」と起用した理由を明かす。
黒島は、本作で本格的なアクションに初挑戦。「アクションは初めてとおっしゃっていたので、クランクインより前にパーソナルトレーナーをつけて、動きの練習や動ける体をつくってくださいました」と回顧。それに加えてアクション練習を重ね、撮影現場でアクションをつくっていったそうだ。「とても運動神経がいい方なので、飲み込みも早かったですし、身体の見せ方というのがとてもきれいでした」と振り返っていた。(編集部・梅山富美子)