城桧吏、山崎貴監督から「運命の子供たち」と絶賛され照れ笑い
俳優の城桧吏が27日、東京ドームシティホールで行われた映画『GHOSTBOOK おばけずかん』完成披露試写会に出席。500人以上の中からオーディションで選ばれ、主人公・一樹を演じることになった城は、メガホンを取った山崎貴監督から「運命の子供たちと出会えた」と絶賛され、照れくさそうに笑顔を見せていた。試写会には、柴崎楓雅、サニーマックレンドン、吉村文香、神木隆之介、新垣結衣らも参加した。
本作は、「大人が知らないベストセラー」として子供たちから愛される児童書シリーズ「おばけずかん」を、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズや『永遠の0』などを手掛けた山崎監督が実写映画化。どんなことでも叶えてくれるという本を手に入れた一樹(城)たちが、壮大な冒険を通して成長していく姿を描く。
映画『万引き家族』や主演映画『都会のトム&ソーヤ』などを経験してきた城だが、大勢の人が詰めかけたホールを見渡すと「こんな大きな会場の舞台に立つのは初めてです」とやや緊張した面持ち。それでも、柴崎やサニー、吉村ら共に撮影した仲間たちを見ながら「とても(規模の)大きな作品でプレッシャーを感じていたのですが、オーディションのときからみんな一緒で支え合い、撮影を乗り切ることができました」と感謝を述べる。
物語を彩る4人の若手俳優たちに山崎監督は「『ジュブナイル』から約20年、また子供たちを主役にした映画を撮りたいと思っていたのですが、オーディションで運命の子供たちに出会えたことで、イケると思いました」と絶賛すると、城は照れ笑いを浮かべていた。
そんな“運命の子供”と称された城はこの日、司会者から舞台あいさつを一定時間にわたって仕切るように、ムチャぶりをされる場面も。戸惑いを見せつつも、柴崎やサニー、吉村らに話を回すと、新垣からも「イケてるから続けて!」とお褒めの言葉をもらい、笑顔を見せていた。(磯部正和)
映画『GHOSTBOOK おばけずかん』は7月22日より全国公開