映画「スーパーマリオ」クリス・プラット版マリオは未だかつてない声に!
任天堂と米イルミネーションが共同で制作する、アニメ映画版「スーパーマリオブラザーズ」で主人公マリオ役を務めるクリス・プラットが、同作におけるキャラクターの声についてVarietyのインタビューで語った。
【画像】伝説として語り継がれている実写映画版『スーパーマリオ』
ゲームシリーズで長年マリオに声を当ててきたチャールズ・マーティネーに代わり、映画の主演に抜擢されたクリス。自身が演じるマリオについて、「今回はアニメーションの吹き替え。実写映画ではないので、僕が配管工の制服を着て走り回ることはありません。僕はアニメのキャラクターに声を当てていて、かなりアップデートされたもの。マリオの世界にはない、未だかつてない声になっていると思います」と予告した。
イタリア系アメリカ人ではないクリスがマリオを演じることに対して、一部で疑問を呈する声が上がっているのも事実。イルミネーション創設者でプロデューサーのクリストファー・メレダンドリは、「イタリア系アメリカ人の血を引く私にとって、イタリア人やイタリア系アメリカ人を侮辱する心配をせずに決断することができた。全く問題はない。彼は力強いパフォーマンスを披露してくれるからだ」とクリスを擁護している。
映画は来年4月28日に日本公開予定。クリスのほか、アニャ・テイラー=ジョイがピーチ姫役、チャーリー・デイがルイージ役、ジャック・ブラックがクッパ役、セス・ローゲンがドンキーコング役、キーガン=マイケル・キーがキノピオ役を担当する。(編集部・倉本拓弥)