鳥山明が解説!『ドラゴンボール超』オレンジピッコロなど3キャラへのこだわり
映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』(公開中)に登場するオレンジピッコロ、セルマックス、孫悟飯ビーストについて、原作・脚本・キャラクターデザインを手掛けた鳥山明がコメントを発表した。
1984年から1995年まで「週刊少年ジャンプ」で連載された漫画「DRAGON BALL」は、全世界累計2億6,000万部を記録する大人気コミックス。2015年には、原作者・鳥山明原案による新シリーズ「ドラゴンボール超」がスタートした。劇場版シリーズ最新作となる本作は、鳥山が脚本とキャラクターデザインを担当。かつて孫悟空によって壊滅した悪の組織、レッドリボン軍の意志を継ぐ者たちが生み出した、最強の人造人間ガンマ1号・2号に、ピッコロ・悟飯らが立ち向かう。
鳥山はセルマックスについて「毒々しいカラーリングの巨体で雄叫びをあげて暴れまわり、特に声優さんには、ちょっとお気の毒でした。大ベテランなのに申しわけありません」、オレンジピッコロについて「ようやく悟空達に匹敵するほどの戦闘能力を手に入れたことを個人的に喜んでいます。『オレンジピッコロ』というネーミング、センスのないピッコロらしいでしょう?」、孫悟飯ビーストについて「正直、これ以上変身されると、どんなデザインにしていいのか困ってしまいます(笑)」とそれぞれに対してのこだわりと制作秘話を明かした。
彼らの衝撃の姿は、あわせて公開された公開後PVでも観ることができるとともに、6月25日から始める第2弾入場者特典のビジュアルクリアボードの絵柄にも登場する。1枚目はオレンジピッコロの姿、2枚目はセルマックスとガンマ2号の姿が描かれている。(今井優)