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「ナンバMG5」津田健次郎が犬の豆三郎とまさかの共演 「神がかり的な瞬間が」

松役の豆三郎と、声を担当した津田健次郎
松役の豆三郎と、声を担当した津田健次郎 - (C)フジテレビ

 本日(29日)に放送された間宮祥太朗主演のフジテレビ水10ドラマ「ナンバMG5」の特別編「全開バリバリでアリガト編」で、難破家の愛犬・松を演じる豆三郎と、松の声を担当した声優・俳優の津田健次郎の共演が実現した。

【写真】癒やされる…津田健次郎と豆三郎の共演シーン

 本作は、不良漫画の名手・小沢としおの「ナンバMG5」&「ナンバデッドエンド」を「踊る大捜査線」シリーズの本広克行監督らが実写化。筋金入りのヤンキー一家・難破家の次男・剛(間宮)が、家族の前では特攻服を着たバリバリのヤンキー、高校では美術部所属の優等生という二重生活を“謳歌”するさまが描かれた。22日放送の最終回では、二重生活が周囲にバレてしまった剛が家族と和解し、クラスメートたちが剛の退学の危機を救う胸アツの展開で幕を閉じた。

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 松は、剛が幼少期から“弟”としてかわいがっている愛犬。ドラマの第1話から、演じる豆三郎のキュートなルックスと津田健次郎によるイケボのギャップが反響を呼んだ。本日の放送では、難破家のメンバーが松のバースデーを祝うために家族会議を行っていると、仲間外れにされたと思い込んだ松が家出を決意。おなかを空かせて街をさまよっていると、お茶のポスター発見。そこには、イケおじ好きの剛の妹・吟子(原菜乃華)が大ファンでもある津田健次郎の顔が……!

 さらに、立ち止まった松の目の前に津田本人が歩いてくる。松が「あれ!? ポスターの人だ」とつぶやくと、津田は「今、“ポスターの人だ”って思ったろ」と語りかける。「えっ、なんで分かるの?」と焦る松に、津田はすかさず「今、“なんで分かるの?”って思ったろ」と反応。「こわ!」とビビる松に「はやく家帰れよ、皆心配してるぞ」と優しく語りかけ去って行く……という微笑ましいやりとりが交わされた。

 このシーンが撮影された時、松役の豆三郎は、最初は津田に興味を示すものの、少々警戒している様子だった。ともに写真撮影を行ったことはあるが、演技をしながら共に過ごすのは初めてとあって、スタッフがカメラ位置などを調整している空き時間に津田から積極的にコミュニケーションを取るなどして次第に距離が縮まったという。そうして本番を迎えるころには見つめ合うシーンなど、NGテイクを出すこともなくスムーズに撮影が進んだ。

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 津田は“実写”での出演、そして松との共演オファーを聞いた時の心境について「え! いいんですか? と思って。すごくうれしかったですね。音の収録現場にはいましたが、撮影の現場には伺うことができなかったので、どこかでキャストやスタッフの皆さんとお会いしたかったので。現場に来てみて、“あーこんな雰囲気で撮っていたんだ!”と感激しました」とコメント。豆三郎との共演を「いい子でしたねー! お芝居するのも、もっと時間がかかるのかな? と思いましたが、全然時間がおすこともなくスムーズでした。本当にいいタイミングでこっちに振り向いてくれるなど、神がかり的な瞬間があってすごかったです。豆三郎くんに話しかける芝居をして、その豆三郎くんにまた自分の声を入れるというのが不思議な感じですが(笑)。とにかく楽しかったし、うれしかったです!」と振り返っている。(編集部・石井百合子)

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