土屋太鳳&松下洸平「やんごとなき一族」クランクアップ!4か月間の撮影振り返り感謝
土屋太鳳と松下洸平が、共演するドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)のクランクアップを迎え、本作への思いを語った。本作は、本日30日よる10時からの放送で最終回を迎える。
土屋太鳳×松下洸平「やんごとなき一族」豪華キャストたち!【写真】
本作は、「バラ色の聖戦」「ホリデイラブ」などで知られるこやまゆかりによる連載中の同名コミックが原作。庶民の家庭から上流社会の一族に嫁ぐことになった主人公・篠原佐都(土屋)が、理不尽な一族のしきたりや親族内の複雑な人間関係に翻弄(ほんろう)されながらも、夫・深山健太(松下)とともに真正面から立ち向かい奮闘する姿を描く。
約4か月間に及ぶ撮影期間を経て、土屋と松下が同時にクランクアップを迎えた。最後に撮影したのは、佐都と健太、そして佐都の母・良恵(石野真子)による3人のシーン。ラストカットのOKが出ると、スタッフから「深山健太役、松下洸平さんオールアップです!」の掛け声とともに、まずは松下に盛大な拍手と花束がおくられた。
松下は「撮影は3月から始まりましたが、準備期間を含めると、スタッフの皆さんはもっと前からこの作品に携わっていただいて……、お疲れ様でした! 僕も台本を読みながら、“どんな健太にしようかな?”“どんな作品になるんだろう?”と一人で考えていたのですが、一人で考えても答えが出ず、現場に入って共演者の皆さんやスタッフの皆さんと話し合っていくことでしか、“役”というものはつくれないんだなと改めて感じました」とコメントし、「皆さんの力があってこその健太だったと思いますし、改めて、お礼を言いたいと思います。本当にありがとうございました!」と深く頭を下げた。
続いてスタッフから「深山佐都役、土屋太鳳さんオールアップです!」と声が上がると、ねぎらいの歓声と盛大な拍手が起こった。土屋は、スタッフから花束を受け取ると「(撮影期間の)4か月間、その前の準備も含めて、本当に本当にお疲れ様でした! この物語をつくってくださった、たくさんのスタッフの皆さんに支えられていると感じながら毎日撮影させていただいていました」と感謝し、「ドラマの中ではスムージーをかけられたり、土下座をしたり、赤ちゃんを産んだり……、まるでジェットコースターのような気持ちで、こんな感覚は初めてなんじゃないかと思いながら、撮影に臨んでいました。そして、私が佐都らしくいられたのは健太さんのおかげなので、感謝しています」と撮影を振り返った。
そんな二人のもとへ、一足先に撮影を終えた明人役の尾上松也、美保子役の松本若菜、大介役の渡邊圭祐、リツコ役の松本妃代、有沙役の馬場ふみかがサプライズで駆けつけ、土屋はと松下は驚きの声を上げた。撮影現場が暖かい拍手に包まれるなか、土屋は「(共演者の)皆さん一人ひとりが、愛情をちりばめたお芝居をしてくださったおかげで、たくさんの方にこの作品を観ていただけたのかなと思います。皆さん、本当にありがとうございました!」と笑顔で締めくくった。
今夜放送の最終話では、突如として深山家に戻ってきた明人の恐ろしい計画が実行に移され、深山家に最大の危機が訪れる。そして、佐都との記憶を失ってしまった健太に対し、佐都はある決断をする。(編集部・梅山富美子)