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「闇金ウシジマくん」外伝ドラマが9月20日放送開始 高橋メアリージュン演じる闇金・犀原茜が6年ぶり復活

「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」より宮世琉弥、高橋メアリージュン、マキタスポーツ
「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」より宮世琉弥、高橋メアリージュン、マキタスポーツ - (C)2022 真鍋昌平・山崎童々・小学館/ドラマ「闇金サイハラさん」製作委員会・MBS

 真鍋昌平の漫画「闇金ウシジマくん」に基づく連続ドラマ・映画にオリジナルキャラとして登場した、高橋メアリージュン演じる闇金融業者・犀原茜(さいはらあかね)を主人公にした連続ドラマが、「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」のタイトルで9月20日よりMBS/TBSドラマイズム枠(MBS:毎週火曜24:59~/TBS:毎週火曜25:28~)で放送されることが決定した。実写化は、2016年公開の映画『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』以来、約6年ぶりで全15話。共演に、犀原の右腕・村井を続投するマキタスポーツのほか、犀原率いる闇金の新メンバーに宮世琉弥が決定し、3人を収めた特報も公開された。

【写真】「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」ビジュアル&原作書影

 累計2,100万部突破し、法外な金利で金貸しをする闇金融業者と債務者たちの人間模様や社会の闇を描いた人気漫画「闇金ウシジマくん」。2010年に山田孝之主演で連続ドラマ化されて以来、6年にわたってドラマ、映画が制作された。新作「闇金ウシジマくん外伝 闇金サイハラさん」は、「闇金ウシジマくん」と、丑嶋の宿敵・滑皮(なめりかわ)を主人公としたスピンオフ「闇金ウシジマくん外伝 らーめん滑皮さん」(真鍋昌平・山崎童々著)の2作品が原作。企画・プロデュース・監督を、実写版シリーズの生みの親である山口雅俊が引き続き務める。

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 主人公は、映画『闇金ウシジマくん Part2』(2014)から登場した丑嶋馨(山田孝之)の宿敵、女闇金・犀原茜。鋭い眼光、甲高い怒号、極悪非道な取り立てなど、高橋の強烈な怪演が話題を呼び、2016年の連続ドラマSeason3、同年公開の映画『闇金ウシジマくん Part3』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』にも登場。これまでのシリーズでは丑嶋のライバルとして描かれてきたが、本作では非合法な金貸しとして生きる彼女がアウトローゆえにヤクザたちにつけこまれ、理不尽な要求を受けながらも裏社会で生き抜くさまが描かれる。

 犀原を主人公として、6年ぶりに演じる高橋は「(ドラマのオファーを受けて)話が出たときは本当に嬉しかったです。変わらないこと、今までの犀原茜がブレない、ということがすごく大事だと思いました。」と意気込みを語っている。

 そんな犀原率いる闇金「ライノーローン」のメンバーに新しく加わる硲悠斗(はざまゆうと)役に、注目の若手俳優・宮世琉弥が決定。役者志望で、ひょんなことから犀原の手下となりアウトローの金融屋として働くことになり、極悪非道な犀原や彼女を取り巻くヤクザたちに怯え、金に人生を狂わされる債務者たちの姿に戸惑いながらも裏社会に染まっていく。

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 そして犀原のドSな仕打ちに対しても喜びを感じるドMな村井を、マキタスポーツが続投。本作でも犀原に対する異常なまでの忠誠心をみせ、一番の理解者として主人を守るために活躍する。

 なお、本作は地上波放送に先駆け、dTV/Netflixで9月13日26時から先行配信される予定。

 高橋メアリージュン、宮世琉弥、マキタスポーツ、山口雅俊(企画・プロデュース・監督)のコメント全文は下記の通り。(編集部・石井百合子)

高橋メアリージュン(犀原茜役)

 (ドラマのオファーを受けて)ウシジマシリーズファンや私自身のファンの方々から、「犀原茜が大好きなので、犀原茜のスピンオフをやってほしいです」という要望が多く、話が出たときは本当に嬉しかったですし、みんなが喜んでくれるだろうと思いました。今までは“ウシジマ”がいてこその犀原茜だったので不安はありましたが、何度か演じさせていただいているので、キャラクター(を演じること)への不安は全然なかったです。変わらないこと、今までの犀原茜がブレない、ということがすごく大事だと思っています。山口監督とは、映画Part2で初めて犀原茜を演じる時に、話し合ってキャラクターを作ってきたので、今回このドラマを「犀原はこうだよね」という話はしていないです。私も監督のことをすごく信頼していて(監督にも)信頼していただいていると思うので、「Part2のときからブレないようにやろう」という気持ちで臨んでいます。

宮世琉弥(硲悠斗役)

 母親が「ウシジマくん」の大ファンで、(出演を知って)まるで宝くじが当たったかのようにすごく喜んでくれました! これまでたくさんの方々が出演してきた作品で、その歴史の中に僕が新しい役として参加させて頂くのが不思議で、まだ実感が湧いていないです。硲は役者志望なので、犀原さんから毎回いきなり指示があり、ホストや詐欺師のサラリーマンなど、いろいろな人物になって潜入したりします。過激なシーンやアクションシーンも多く、たくさんのことをこの作品で経験させてもらっています。(このドラマは)夜にマネージャーさんから頂いた台本の第1話を開いた瞬間、止まらなくなって一気に15話まで深夜に何時間も読んでしまうほど内容も面白いです。“ウシジマくんシリーズロス“の方たちにも、もってこいの作品になっていると思います!

マキタスポーツ(村井役)

 犀原茜というキャラクター自体に(ドラマの主人公となる)可能性はあると思ってはいました。ただ、「僕はお仕事頂けるのかしら?」と思っていました(笑)。(本作の台本を読んで)犀原茜の生い立ちや、今まで描かれてこなかった彼女の背景を知り、血も涙もないような彼女のキャラクター性に奥行きが出ていて、面白かったです。村井はただもう、犀原茜に忠義を尽くすキャラクターです。姉さん(犀原茜)とは長年連れ添っていますからね。かゆいところに手が届く、顧客満足度というか、“サイハラ満足度”の高いカスタマーサービスをやらせていただいております(笑)。ドラマとして新しい形の、アウトロー的な極悪エンターテインメントになっていると思うので、楽しんでいただけたらと思います。

山口雅俊(企画・プロデュース・監督)

 9年前、映画『闇金ウシジマくん Part2』のラスト、ウシジマ(山田孝之)とマサル(菅田将暉)の決着シーンを撮影していた時点で、映画の重要なキャラクター・犀原茜を演じる女優はまだ決まっていませんでした。山田くんと菅田くんの撮影の合間に、ロケ場所の近くで立ったままオーディションしたのが、まだ新人だった高橋メアリージュン。そこから一気に人気キャラとなった犀原茜がトップタイトルの作品をいよいよ送り出すことができて感無量です。

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