山下智久、海外ドラマ初主演作「神の雫」全撮影終了!タイトル決定&2023年配信へ
山下智久が海外ドラマ初主演務めるHuluオリジナルのタイトルが、「神の雫/Drops of God」に正式決定し、フランス・イタリア・日本など世界各国で約10か月にも及んだ撮影を終えたことが発表された。本作の配信時期は当初2022年だったが、2023年に世界同時放送&配信を予定。日本では、Huluで独占配信(全8話)となる。
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本作は、世界中で愛され、日本のワインブームにも火を付けた人気漫画「神の雫」を壮大なスケールで実写ドラマ化したもの。新たな設定にアレンジされており、山下演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青が主人公で、原作漫画で物語の中心となっている神咲雫という男性キャラクターはフランス人女性カミーユとして描かれる。
本作は、2021年8月にフランスでクランクイン。その後、イタリア・日本などで約10か月に及ぶ撮影が実施された。コロナ禍により撮影は度々困難に見舞われ、日本への入国が難しい時期には、一部タイ・バンコクで撮影も。それでも当初の予定通り、最後は日本で無事に撮了した。
山下は「今回、約10か月に及ぶ、長期の撮影を通して海外で生活をしながら現地のスタッフと仕事ができたことで、俳優としてだけでなく、人間としても成長できた作品でした。プライベートでも、ワインを嗜むようになり、ぜひ皆さんにもこの作品を通して、家族の愛やワインの魅力に触れていただければ嬉しいです!」と撮影を振り返る。
製作総指揮のクラウス・ジマーマンは、「フランスやイタリアで撮影してから最後に日本に来て撮影を終えたのですが、とても長かったです。充実していました。コロナ禍で来日できなかった時期も経ましたが、長期間待ってでも日本で撮影したいと思い、日本の優秀なスタッフや、たくさんの役者さんたちと作品の準備をしてきましたので、来日できてよかったです。とてもよい経験でした。唯一無二の作品になると思います。撮影を終えた今、チームや役者と家族になったような気持ちです。終えて感極まった瞬間もありました。しかし、まだ完成はしておらず、ここから長い時間をかけてポストプロダクションを行います。とても楽しみです」とコメントを寄せている。
また、オデット・ラスキン監督は「これまでもあらゆる国であらゆる言語を使用する国際的な作品に携わっていましたが、日本で日本語の作品の監督をするとは思っていなかったので、今回は特別でした。素晴らしかったです。短すぎました。もっと日本にいたかったです。日本文化を実際に目にして、驚きました。日本について正しく理解できていることを願います。全力を尽くしたので、日本の視聴者にとって非現実的だとしても、日本の作品としても通用すると思います。頑張ったので、批判しないでください。東京に来るのも日本に来るのも初めてなので(笑)」と語っている。
本作は、世界的に有名なレジェ・ワインガイドの創設者・著者で、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが、東京の自宅で息を引き取るところから物語が展開する。一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)は、9歳の時に両親が離婚して以来、アレクサンドルに会っていなかった。彼が遺した膨大なワインコレクションを相続するためには、アレクサンドルの弟子・一青(山下)との対決に勝つことが条件だと知る。複雑な家族関係、相続、そしてワインへの愛が二人の若者を宿命の対決へと導く。(編集部・梅山富美子)