「六本木クラス」初回の反応は?香川照之など複数トレンド入り
韓国ドラマ「梨泰院クラス」を竹内涼真主演でリメイクするテレビ朝日系ドラマ「六本木クラス」(毎週木曜夜9時~)の初回が7日に放送され、タイトルのほか「梨泰院クラス」「香川照之」「竹内涼真」など複数のワードがTwitterトレンド入りする盛り上がりを見せた(※以下、ネタバレあり)。
チョ・グァンジンのウェブ漫画「六本木クラス~信念を貫いた一発逆転物語~」とパク・ソジュン主演による韓国ドラマ「梨泰院クラス」(2020・Netflix)を原作にし本作。舞台は東京・六本木。ある事件により絶望の淵に立たされた主人公・宮部新(竹内)が復讐を誓い、巨大権力に立ち向かっていく。新が復讐を誓う日本最大の巨大外食産業「長屋ホールディングス」の会長・長屋茂に香川照之、その息子・龍河に早乙女太一がふんするほか、新木優子と平手友梨奈がダブルヒロインに。新木は、新の初恋の相手で後に長屋ホールディングスに勤めることになる楠木優香に、平手はIQ162の天才的頭脳を持つ人気インフルエンサーの麻宮葵にふんしている。
初回では、父・信二(光石研)の栄転に伴い転校した新が、転校初日に校内で勃発した事件によって、人生が一変していくさまが描かれた。冒頭は平手演じるクラブで踊り狂う葵の「地球なんて滅んでしまえばいい」というつぶやきからスタート。新がのちに営む居酒屋「二代目みやべ」のマネージャーとなっており、新に告げられたある言葉が気になっているようだった。韓国版でも絶大な人気を誇っていたキャラクター(韓国版はイソ)だけに、ネット上ではすぐさま平手が着用していた衣装のブランドや英語ゼリフなどが話題を呼んでいた。また挿入歌として、「梨泰院クラス」で使用されたGAHO「START」の日本語カバー曲が流れた際には歓喜の声が続々。歌唱したのは3人組グループのTHE BEAT GARDEN(ビートガーデン)で、「そのままでうれしい」「日本語バージョンよかった」「アガッた」「ビックリした」など、どよめきが起きていた。
とりわけ注目を浴びたのが、新と茂の初対面シーン。「梨泰院クラス」でも「土下座」がストーリー全体を貫くキーワードになっており、リメイク版でも茂が息子に暴力をふるった新の言い分を無視し、土下座を強要するシチュエーションを踏襲。プラス、今回は茂がテーブルをどけて“土下座スペース”を作るというパフォーマンスが追加されていた。その茂を演じる香川が、日曜劇場「半沢直樹」でも銀行の常務役として主人公(堺雅人)に土下座を迫ったり、あるいは不正を暴かれ歯ぎしりをしながら土下座するシーンが大いに話題を呼んでいただけに、同作を思い起こす視聴者が続出。「香川照之と言えば土下座」「土下座要求しがち」「半沢直樹がチラつく」とツッコミが相次いでいた。
ちなみに舞台は2006年で、新が使用している携帯はガラケーだった。(編集部・石井百合子)