アニメ映画『金の国 水の国』声優に賀来賢人&浜辺美波!特報映像も公開
「このマンガがすごい!2017」オンナ編で第1位を獲得した岩本ナオの同名コミックをアニメーション映画化する『金の国 水の国』(2023年春公開)で、賀来賢人と浜辺美波が声優を務めることが明らかになった。
単巻コミックスながら発行部数が40万部を超える人気を誇る漫画「金の国 水の国」をもとにした本作。ある時代のどこかにある隣り合う仲の悪い二つの国を舞台に、おっとり王女サーラとお調子者の建築士ナランバヤルが偶然出会い、国の未来のために「夫婦役」を演じているうちに恋に落ちて……という物語が展開する。
今回、声優キャストが発表。バイカリ国随一の賢さを誇る建築士、口が達者なお調子者で猫にオドンチメグという名前をつけて大事にしているナランバヤル役を賀来、アルハミト国の第93王女で食べることが大好き、おっとりした性格で人にも犬のルクマンにも怒れないくらい気がやさしいサーラ役を浜辺が務める。
賀来はシンバの声を担当した『ライオン・キング』や『映画 きかんしゃトーマス おいでよ!未来の発明ショー!』に続く声優挑戦に「ナランとサーラの不器用さと真っ直ぐな気持ちは、観て下さる方々の心に間違いなく響くはずです。僕自身も芝居をしながら動悸が止まりませんでした(笑)」とコメント。浜辺も『HELLO WORLD』『名探偵コナン 緋色の弾丸』に続く3作目の声優参加で「(アフレコで)行き詰まったときに気持ちを明るくしてくれたのは、サーラとナランバヤルの人間性、賀来賢人さんの存在、そして何より登場する犬のルクマンと猫のオドンチメグの可愛らしさでした」と明かしている。
あわせて、特報映像も公開。出会うはずのなかった敵国同士の二人が偶然にも出会い、さまざまな出来事を経て、だんだんとお互いを意識しはじめているように表情を変化させていく様子を見ることができる。印象的な月夜の橋のシーンや、ナランバヤルがサーラに大切な言葉で呼び掛けるシーンなど、期待を高める場面が切り取られている。ナレーションを声優でシンガーソングライターとして活躍する斉藤壮馬が務めている。(編集部・大内啓輔)
賀来賢人(ナランバヤル役)のコメント
オファーを頂き、大変光栄と共に恐れ多い気持ちでいっぱいです。
原作の素晴らしい世界観と、豊かなキャラクターにとにかく魅了されました。
ナランとサーラの不器用さと真っ直ぐな気持ちは、観て下さる方々の心に間違いなく響くはずです。
僕自身も芝居をしながら動悸が止まりませんでした(笑)。
沢山の方にこの素敵な物語が届きますように。是非劇場にお越しください。
浜辺美波(サーラ役)のコメント
サーラとナランバヤルがなんとも愛おしく、二人の幸せをとにかく願っていました。
心があたたかな物語で包まれ、やさしい気持ちをお裾分けしてもらった気がしました。
映像も音楽もアフレコをしながら感嘆の声が漏れてしまうほど美しく、この作品に携わることができる喜びを感じながら、制作スタッフの皆さまにたくさんのお力をお借りしながら奮闘した思い出があります。
行き詰まったときに気持ちを明るくしてくれたのは、サーラとナランバヤルの人間性、賀来賢人さんの存在、そして何より登場する犬のルクマンと猫のオドンチメグの可愛らしさでした。
悶えてしまうくらい愛らしいので、劇場で堪能するのがたのしみです。
私自身まだ完成したものを拝見していないので、金の国水の国の世界に劇場で浸ることがとてもたのしみです。
ぜひ皆さまもたのしみにお待ちくださいませ。
谷生俊美(プロデューサー)のコメント
(ナランバヤル役の賀来賢人について)
ナランバヤルはお調子者でありながら、冷静に物事を見極める知力や人並外れたコミュニケーション力を持っています。個性強めのキャラクターを生き生きと説得力を持って演じられる役者さんを想像したとき、賀来さんにお願いできれば、と思いました。アフレコ現場で第一声を聞いたときは、ナランバヤルそのもので驚きました!ナランというキャラクターの魅力を見事に読み取っていただき、素晴らしい演技で作品を引っ張っていただき、本当に感謝です。
(サーラ役の浜辺美波について)
ほんわかとした柔らかさと内に秘めた意思の強さを持つサーラは、その性格を表現するセリフ回しはもちろん、量も非常に多いので、演じるのが大変なキャラクターだと思います。浜辺さんの作られたサーラをアフレコ現場で聞き、繊細な感情の揺れまでも再現した多面的な表現に、一気に惹きこまれました。サーラは、こんな声だったんだな、という心からの納得感に満たされたのを覚えています。サーラは浜辺さんしかいなかったと思います!