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道枝駿佑「10代最後を締めくくる作品」初主演映画の公開目前にソワソワ

ともに主演を務めた道枝駿佑と福本莉子
ともに主演を務めた道枝駿佑と福本莉子

 道枝駿佑なにわ男子)が20日、千代田区内幸町のイイノホールで行われた映画『今夜、世界からこの恋が消えても』の完成披露試写会に登壇。ともに主演を務めた福本莉子をはじめ、古川琴音松本穂香、音楽を担当した亀田誠治に間もなく迎える20歳の誕生日をサプライズで祝福される一幕があった。

道枝駿佑、サプライズ祝福に喜び!【写真】

 本作は、電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞した一条岬の小説をもとに、ある時点からの記憶を失ってしまう難病「前向性健忘」を患うヒロインと、ある秘密を抱えながらも彼女を支える主人公が織り成す恋を描くラブストーリー。道枝は日野真織(福本)とうその告白から付き合うようになるが、やがて本気で彼女に惹(ひ)かれていく神谷透を演じた。

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 今年の2月にクランクイン、そして3月にクランクアップ。そこから半年ほどで映画公開というスケジュールとなった本作だが、そんな映画がいよいよ完成。映画初主演を果たした道枝は「無事に完成披露までたどり着けることができました。どういった反響があるのか、今から楽しみでソワソワしています」と笑顔。一方の福本も「2月にクランクインしてから情報解禁があったので、皆さんの反響をリアルタイムで見ていたりしていました。ようやく皆さんに観ていただけるんだ、という気持ちですね」とコメント。

 さらに道枝は「記念すべき初主演映画なので、いよいよ公開されるのかと思うと感慨深いですし、10代最後を締めくくる作品で、ターニングポイントにもなる作品。それを皆さんにお届けできるのはありがたいですね」としみじみ語る。続けて「映画を観る前は緊張していて、大丈夫かなと思いながら試写室に入ったんですけど、観てみると本当にすてきな作品だなとあらためて思いましたし、すごくポジティブな気持ちになって。自信を持てました」と誇らしげな顔を見せた。

 奇しくも翌週の7月25日は道枝20歳の誕生日ということで、この日はひと足先にサプライズで道枝をお祝いすることに。場内が暗くなると、観客の手にはオレンジ色に光るケミカルライトが光り、会場は幻想的な雰囲気に。その様子に「ええ! マジですか!」と驚いた顔を見せた道枝だったが、そこに福本が「お誕生日おめでとうございます!」とケーキを運び込むと、会場からも大きな拍手がわき起こり、祝福ムードに包まれた。

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 クランクアップの時には、道枝がサプライズで福本に花束を渡したということがあったそうで、福本は「やり返してやりました。成功して良かったです」とニッコリ。そんな中、20歳への意気込みを問われた道枝は「20かぁ、という気分と、これからもっとしっかりしていかないとなという気分です。大人になって、いろいろと考えることも増えると思うので、しっかりと考えながら、これからも頑張っていけたら」と意気込んだ。

 そんな道枝に対して、福本が「まだ10代だったのか、という感じですよね。本当に落ちついていて、しっかりされているから」と語ると、古川も「私も10代だと知らなくて。撮影中にお酒の話をしちゃったことがありましたけど。でも本当にしっかりしているから、そのままで」と呼びかけ。さらに松本からも「自分の心と身体を一番大事に。いろんなすてきな人と出会って。とにかくしあわせにいてください」とメッセージを送られると、最後に亀田が「これからはいいことしかないね。うらやましい」と語った。

 そんな晴れやかな雰囲気の舞台あいさつもいよいよ終盤。最後にコメントを求められた道枝は「日々が当たり前に感じるというのは、それは本当に当たり前のことではないので。1日1日がはかなくて、尊くて、大事な1日なので。この映画でそれを感じていただけると思いますし、観てくださった皆さんのモチベーションになる作品だと思います。ぜひ楽しんでいただけたら」とメッセージを送った。(取材・文:壬生智裕)

映画『今夜、世界からこの恋が消えても』は7月29日より全国公開

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