母と姪のロードムービー!トーマシン・マッケンジー出演『ドライビング・バニー』9月日本公開
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』『ジョジョ・ラビット』などのトーマシン・マッケンジー出演作『The Justice of Bunny King』の邦題が『ドライビング・バニー』に決まり、9月30日より日本公開されることが明らかになった。
主人公は、とある事情から妹夫婦の家に居候中で、娘とは監視付きの面会しかできないバニー(『ニトラム/NITRAM』のエシー・デイヴィス)。彼女の夢は娘の誕生日までに新居へ引っ越し、家族水入らずの生活を再開させることだが、ある日、妹の新しい夫ビーバンが継娘のトーニャ(トーマシン)に言い寄る光景を目撃。カッとなったバニーはビーバンに立ち向かうも、家を叩き出されてしまい……。家なし、金なし、仕事なしと運の尽きたバニーは、救い出したトーニャと共に、ルールもモラルも完全無視の“子ども奪還作戦”に突っ走ることになる。
絶望という言葉すらよぎる厳しい現実に直面する母と姪の物語だが、長編デビューとなるゲイソン・サヴァット監督はそれをユーモアとちゃめっけたっぷりのロードムービーに昇華させている。(編集部・市川遥)
映画『ドライビング・バニー』は9月30日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほかにて全国公開