大西流星、南沙良との一つしかない共演エピソード明かす
南沙良と大西流星(なにわ男子)が25日、都内で行われた映画『この子は邪悪』(9月1日公開)の完成披露イベントに登壇し、幼なじみの役ながら撮影現場で話す時間があまりなかったという2人は、一つしかないという共演エピソードを語った。この日は、桜井ユキ、玉木宏、片岡翔監督も来場した。
南沙良、大西流星、桜井ユキ、玉木宏と美男美女が登壇!【写真】
本作は、オリジナル作品の企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM 2017」で準グランプリを受賞した作品を映画化したもの。過去に一家で交通事故に遭い、トラウマを抱える女子高生・花(南)が、やがて恐ろしいできごとに巻き込まれていく。
南は「先の展開にワクワクしながらページをめくっていましたし、それを現場で表現するのが楽しみでした」と台本をもらった当初を回顧。役づくりにおいては「心に傷を負った女の子だったので、繊細な部分を表現できたらいいなと思いました」と説明した。
大西は「単独で映画に出演するのが初めてで、その嬉しさがまず来たんですけど、初めて台本を見たときは、初めての映画がこんなにもすごい世界観! という衝撃がありあました。ワクワク感とドキドキ感でめちゃくちゃ幸せでした」とにっこり。花の幼なじみで物語のキーマンとなる16歳の四井純を演じたが、「4歳年下なのに大人っぽく正義感がある子で、二十歳の僕でも憧れるようなたくましい子」と紹介した。
共演エピソードを尋ねられると、大西が「一つだけしかない」という貴重な話を披露。それは目薬の差し方で、普通は上を向いて差すところ、大西は「南さんはまっすぐ(前を)見て差すんですよ。それがめちゃくちゃ衝撃で、格好いいなと思って、やり方を教えてもらったんですよ」と打ち明ける。グループの前でも実践したそうで、大西は「メンバーが『なにそれ? 俺にも教えてや!』とたかってきて、一躍有名になりました」と満面の笑み。
南いわく「眼球に刺す」差し方に、玉木は「間違ってるんじゃないのかな?」と苦笑いするが、2人について問われると、「今(まで)の回答も100点満点。目薬以外は。それぐらい芯がしっかりしていて頼りがいがあって、すごいなぁと思う」と感心。さらに、撮影中は「なにわ男子」はデビュー前だったが、デビューした今は多忙となった大西を「親心で見届けている」という玉木に、大西はアクションの指導をしてもらったことにも触れつつ、「めちゃめちゃ声がいいので癒されながら、いつかこういうたくましい大人になりたいなと思います」と羨望のまなざしを向けていた。(錦怜那)