名塚佳織『ONE PIECE FILM RED』ウタ役でAdoとの共作に感激
声優の名塚佳織が22日、映画『ONE PIECE FILM RED』の「ワールドプレミア in 日本武道館」に登場し、本作に登場する映画オリジナルキャラクターのウタを令和の歌姫Adoとともに作り上げた喜びを語った。
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本作は、尾田栄一郎原作のアニメ「ONE PIECE」の劇場版の最新作で、映画オリジナルキャラクターの歌姫・ウタをめぐる物語が描かれる。世界中の人々を魅了するウタのライブが行われる島に海賊や海軍、モンキー・D・ルフィら麦わらの一味たちが集まり、そこでウタがシャンクスの娘だという衝撃の事実が発覚する。
コミック「ONE PIECE」の連載開始25周年となる7月22日、この日のイベントのオープニングアクトではウタ(CV:名塚佳織/歌唱キャスト:Ado)のパフォーマンスが行われた。音楽の聖地・日本武道館に降臨すると「みんな、今日は来てくれてありがとう。ウタだよ」と笑みを浮かべ、主題歌「新時代」と劇中歌「逆光」「私は最強」を披露するスペシャルライブで会場を盛り上げた。
その後、全長29メートルのレッドカーペットを歩いてメインステージに登壇した名塚。「映画が始まる前からミュージックビデオや『ウタ日記』で、ウタのことをみなさんが応援してくださっていて、こうしてライブでもバルーンを打ってくださったり、サイリウムを振ってくださったりしてくれて、自分のことのようにうれしく思っています」とにっこり。そして、「これからフィルムの中でウタが大暴れするんですけれども、それがみなさんにどんなふうに映るのかドキドキしつつも、終わったときにはウタを、この作品を愛してくれたら嬉しいなと思っています」と呼びかけた。
また、「尾田先生が産み落としてくださったウタという役をキャストのみなさん、スタッフのみなさん、Adoさんと一緒に作り上げてきました。彼女の人生をAdoさんと一緒に歩むことができて、すごくうれしく思っております」とAdoとの共作に対する喜びも語った。
この日は、“麦わらの一味”のボイスキャストを務める田中真弓(モンキー・D・ルフィ)をはじめ、中井和哉(ロロノア・ゾロ)、岡村明美(ナミ)、山口勝平(ウソップ)、平田広明(サンジ)、大谷育江(トニートニー・チョッパー)、山口由里子(ニコ・ロビン)、矢尾一樹(フランキー)、チョー(ブルック)、宝亀克寿(ジンベエ/ゲッコー・モリア)のほか、池田秀一(シャンクス)、津田健次郎(ゴードン)、山田裕貴(エボシ)、粗品(ハナガサ)、せいや(カギノテ)、谷口悟朗監督も来場。楽しいトークでファンを楽しませた。(錦怜那)
映画『ONE PIECE FILM RED』は8月6日より全国公開