「ウォーキング・デッド」リック＆ミショーンの新シリーズ制作決定！劇場版は実現ならず

　米AMCは現地時間22日、海外ドラマ「ウォーキング・デッド」の主要キャラクター、リックとミショーンが主役となる新シリーズの制作を発表した。2023年に動画配信サービス「AMC+」で全米配信される。

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　この企画は、もともとリック役のアンドリュー・リンカーンが主演を務める劇場版として進められていたもの。AMCは劇場版としての製作を断念し、代わりにアンドリューとダナイ・グリラ（ミショーン役）が主演を務める、全6話のリミテッドシリーズが誕生することとなった。

　「ウォーキング・デッド」の主人公であるリックは、シーズン9でシリーズを離脱。謎のヘリコプターに乗せられたまま行方不明となったリックを捜索すべく、ミショーンもシーズン10で生存者グループから旅立っている。公式発表によると、リミテッドシリーズは離れ離れになった二人のラブストーリーになるという。

　アンドリューは、「これは10年近くリックを演じてきた中で最も並外れた旅路です。『ウォーキング・デッド』で紡いだ友情は深く長続きするもので、だからこそ、こうしてダナイやファミリーと共に物語を完結させることができるのだと思います」と声明を発表。ダナイも「ミショーンと『ウォーキング・デッド』ファミリーは私にとって大切なもの。再び刀を握れる瞬間が待ちきれません」と喜びを明かしている。

　ショーランナーには、「ウォーキング・デッド」シリーズのチーフ・コンテンツ・オフィサーを務めるスコット・M・ギンプルが就任。「リックとミショーンは私のお気に入りのキャラクター。アンドリュー、ダナイと仕事が続けられることは夢みたいだ」と声明でコメントしている。

　アンドリューとダナイは、現地時間22日に米・サンディエゴで開催された「コミコン・インターナショナル2022」のパネルディスカッションにサプライズ登場。約6,500人を収容するホールHで、ファンに直接シリーズ復帰を報告した。（編集部・倉本拓弥）